篠山市今田町は、里山に囲まれた緑ゆたかな丹波焼(立杭焼)の里。
丹波立杭焼は、瀬戸・常滑・信楽・備前・越前とともに日本六古窯のひとつに数えられており、その起源は平安時代の末期まで遡るそうです。
三田から篠山方面へドライブやツーリングの際によく通るのですが、今田町に入ると道沿いに丹波立杭焼の窯元がずらりと立ち並び、なんとなく焼き物の町があるなぁ~と横目に通り過ぎていましたw
出典:tanbayaki.com
ここには約60の窯元が並び、丹波立杭焼の製作および販売を行っているそうです。
出典:tanbayaki.com
里の中心地には、「立杭 陶の郷」「兵庫陶芸美術館」があり、丹波立杭焼の振興と篠山市観光の拠点施設となっています。
Seikoはよくここで、陶芸作品を作りにきていました。
そういえば以前Seikoの父(ミュージシャン)が、ここでライブをした際に、メンバーとしてお手伝いをさせていただきましたw
この辺りには気になるカフェも点在していて、今回はヤマトカフェさんへ行ってきました。
三田市から県道141号線で篠山市に入る直前、ちょうど今田町の入り口付近にあるカフェです。
この日はお店の前の駐車場は満車で、第2駐車場に駐車しました。
カフェから坂を30メートルほど登ったところにある第2駐車場。
駐車場の脇には薪がたくさん置かれていて、丹波立杭焼の窯を見ることができました。
これがのぼり窯なのかな?斜面にはりつくように設置されています。
カフェのおとなりの丹文窯さん。駐車場ののぼり窯はこちらの窯でしょうね。
陶芸体験もされておられます。
そしてこちらが『丹波立杭 YAMATO cafe』さんです。
おしゃれな外観のお店ですね。スイーツ女子にはたまりませんっw
かわいい看板です。
このくまさんが運んでいるパンケーキが美味しいと評判のカフェです。
丹波立杭焼のギャラリーも併設されているようですよ。
駐車場には次から次へとお客さんがやってきてとても盛況されておられます。残念ながらランチメニューは完売していました。
順番待ちのお客様も多く、外で待つこと30分。
やっと店内に入れました。
窓も大きく開放的な店内です。入り口付近は丹波立杭焼の作家さんの作品を展示するギャラリースペースとなっています。
実際に手に取って、こちらで購入することも可能のようです。
8人の作家さんによる「Tanba Style」。
丹波立杭焼の新しい表現に挑戦されているそうです。
さて、メニューを見てみましょう。
ヤマトカフェさんのメインはパンケーキだと聞いています。
最近のパンケーキブームでかなり進化したパンケーキ業界。
ん?パンケーキ?
ホットケーキじゃないの?
そんなことスイーツ女子にはどうでもいいこと。おしゃれな響きはパンケーキなんです。
じゃーん。プレーンスフレパンケーキ 830円。
丹波立杭焼の器に盛り付けられたスフレパンケーキ。見た目はあのホットケーキではありません。
スフレです。いや、パンケーキです。
もう混乱してきましたw
スフレの食感のパンケーキ。パンケーキ型のスフレといった感じでしょうか。
これがふわふわで軽~い感じで美味しいんです!
そしてこの季節といえばかき氷。
じゃーん。マンゴーエスプーマ雪 1100円
結構なボリュームです。丹波立杭焼の器も隠れるほどモリモリ。
といってもボクがオーダーしたものではないので、一口いただいた感想。
「えっ?かき氷!?」
ムースのような泡状のきめ細かい食感です。サクサクでやわらか~い感じですごく美味しいのです。あのかき氷とは一線を画しています。
そういえばメニューには、かき氷とは一言も書かれていません。
これはマンゴーエスプーマ雪。
そう、まさしく雪の食感、ボクたちは雪を食べているんですw
営業時間:10:30~18:30(L.O.18:00)
定休日:金曜日
TEL:079-506-7256
三田市西相野にあるヤマトカフェさん。
土地をしらない人からすると、このあたりは三田なのか篠山なのか丹波なのかよくわからない不思議な場所ですよねw
丹波立杭焼の窯元がならぶ今田町に行かれる際は、ぜひ立ち寄られるといいと思います。
それにしても、ホットケーキもかき氷も相当進化しています。
どうやって作ってるんだろうw
今時ホットケーキとかかき氷とか言っていると、昭和の時代に取り残されてしまうかもしれませんねw
食感が全然違うし、そもそも違うものなのかな?
その答えはヤマトカフェさんにあるかもしれませんので、是非行って確かめてみてくださいw
いぬくま!