あべのハルカスへ行ってきました。
大阪市阿倍野区にある超高層ビルです。日本で最も高いビルだそうですよ。
普段、大阪に行っても南は心斎橋までしか行かないので、天王寺方面は知らないことばかり。
特にあべのハルカス周辺は商業施設が密集していて、圧倒されましたw
車で来たことを後悔するぐらいの人混みと、駐車場を探すのに一苦労しましたが、無事に駐車することができました。
突然のスコールで、自宅に干してきた洗濯物の心配を胸に、駐車場の小さい窓からあべのハルカスを見上げました。
あべのハルカスがやたらと遠く感じ、提携の駐車場がここであっているのか不安になっていましたw
そもそもあのビルがあべのハルカスなのかもよくわかっていませんw
でも圧倒的に高いビルなので・・・あっているのでしょう。
なんとなく人の流れにのって進んでいくと、建物の入り口が見えてきました。
よしっ!あってたw
駐車場から割と近く感じたけど、ここがあべのハルカスなのかな・・・?
ボクの生活圏内に近鉄という文字はないのでとても新鮮です。
タワー館とウイング館。どういうことでしょう??
おそらくですが、ビルが2つあって?連絡しあっているようなのです。
このエスカレーターでタワー館とウイング館を連絡しているのですが、とても変わった構造をしているのです。
横からみると・・・
こんな感じなんですが・・・まぁ複雑です、個性的でおもしろい建物ですよね。
ところで何しに来たのか?
はい、個展を観に来ました。
こちら、あべのハルカス近鉄本店のアートギャラリーで福室千尋さんと五島綾子さんがそれぞれ個展をされると聞いてやってきました。
福室千尋さん、五島綾子さんはSeikoの大学時代の友人です。
お二人ともとてもSeikoと仲良くして下さり、作家としても師匠のような存在だそうです。
お二人は国画会という美術家の団体に所属しておられ、ボクがお二人の作品に触れるのは、2月に高島屋大阪店であった国画会のグループ展におじゃまして以来です。
ギャラリー内は撮影できませんので、DMとそれぞれのホームページのリンクを張っておきますので、そちらでご覧ください。
福室千尋さん
さまざまな情景を光をテーマに表情豊かに描かれていました。
あたたかい気持ちにさせてくれる優しさに満ちた幻想的な世界は、見るものをいろんな世界へ運んでくれるような素敵な作品たちでした。
ボクは光に囲まれて安心するような気持になりました。
五島綾子さん
泡の形の変わりゆく様相をあらゆる角度からとらえ、その瞬間を独創的に描かれておられました。
宝石のように光る泡の存在感は、泡の価値観すら変える力強い作品でした。
ボクはこれから泡を見る目が確実に変わると思いますw
お二人とも非常にレベルの高い感性と技術をお持ちで、言葉ではとても表現しきれませんがとても美しく素晴らしい個展でした。
ボクのようなアートの素人が語るのが恥ずかしくなるような感じですw
ただ、ボクのような素人でも心を突き動かされるような素晴らしい作品たちでした。
『福室千尋 油彩画展』
『五島綾子 油彩画展』
2018年6月27日(水)~7月3日(火)
あべのハルカス近鉄本店 タワー館11階 アートギャラリー
今回お二人はお隣どうしのブースで個展をしておられたので、お二人の作品はどこか対照的であり、どこか類似的でもあるのが感じられてとても不思議な気がしました。
お二人にもお会いできてよかったです。
会場を後にして駐車場に戻ると、あたりはもう暗くなっていました。
駐車場からもう一度あべのハルカスを見ると、やはり遠く感じるのですが・・・w
本当にあのビルまで行ってたのかな???
いぬくま!