治療所で実践している造形作家Seikoのホスピタルアート。
Seikoの創りだした作品たちは日々、患者さまのココロを癒し続けています。
院内ではどの場所にいてもSeikoアートが目に入るように、いたるところに作品を展示して、アートが活きる空間をデザインしています。
そこに死角は一切ありませんw
では、今回はその一員であるSweets Monsterを紹介します。
『Melon pop』
Sweets Monsterシリーズのグリーン。
メロン味のスイーツをイメージした、10cm×10cmの立体作品です。
チャームポイントはハートの大きなアクセサリー。
たっぷりの生クリームに大きなハートのチョコレートが乗せられています。
お顔もいい表情ですね。
ミルクたっぷりのマーブルチョコレート、ブルーベリー味かな?
バラのアクセントも色鮮やかで素敵です。
さまざまな角度から。この立体感が伝わりますか?
表面はラメが多めなので、光に反射するとキラキラ光っています。
ボクたちのまわりには壁がたくさんありますね。
そこに壁があるならば、何かを飾りたくなるのは、もはや人間の本能なのかもしれません。
ボクがいる空間は「ボクらしく」、あなたがいる空間は「あなたらしく」なっていますよね?
世の中にはこんなにも壁が存在しているのですから、大いに自分色に染めていきましょうw
さて、治療所に展示している造形作家Seikoの作品たちですが、軽量なものは、ピンだけで固定しているのです。
このよく見るピンです。100均でいろいろな名称で販売されています。
ダルマピンにチェス画鋲?・・・え~と、ピンです。
作品を壁から離すと・・・
このピンが2つ・・・これだけですw
1つでも固定できますが、2つのほうが安定して水平に固定できます。
こちらの作品たちも、同じように固定されています。
モンステラの成長とともに、だんだん上へ移動していますw
いったん壁から離してみましょう・・・
こんな感じですw
軽量のキャンバスなら、同じ方法で固定できます。
こうやってピンで簡単に固定できるので、いろいろな場所に展示することが可能になるのですね。
なので、ボクのきまぐれで「Melon pop」も定期的に出没する場所が変わりますw
ここでは、患者さまにお着替えしながら作品を見てもらっています。
ドアの隙間から覗いてみると・・・
ここにもあらわれました!
閉塞しがちな施術室が作品を展示することで、いっきに華やかになります。
さて、壁という概念から離れましょうかw
この作品は自立できるので、そもそもピンすらいりません。
ここで施術の様子をそっと見守っていますw
待合室でも、みんなにかわいがってもらっています。
無造作に置いてもかわいいですねw
受付扉。そこはやめてw
このように、芸術作品を展示するだけで、空間の雰囲気ががらりと変わります。
ボクはいろんな場所を試して、しっくりくる展示場所をいつも探しています。
一般的に作品を展示する高さは「目線に合わせる」というのが正解のようですね。
美術館などでは、絵の中心部が床から140~150センチの位置になるように展示されています。
これは鑑賞するお客さまの平均的な目線の高さから割り出されているのですね。
でも、そんなの関係ありません。自由に展示したらいいのです。
天井に固定して展示しても面白いのでしょうね。
作品を固定する時に壁が傷つくのでは・・・と懸念される方もいらっしゃると思いますが、ピンの穴なら簡単にふさげますよ。
アートは、空間に華を添えてくれます。
そして、Seikoアートはあなたの暮らしを間違いなく豊かにしてくれます。
芸術作品とピンさえあれば、そこはもう美術館です。
だから、ボクの治療所では毎日が展覧会ですw
いぬくま!