兵庫県福祉人材研修センターに舞台をうつし、3月の介護支援専門員(ケアマネージャー)の実務研修が行われました。
新しい施設での研修はやっぱり新鮮です。
兵庫県の社会福祉従事者の育成を推進するため、
社会福祉研修所からあらたな拠点として、この3月より兵庫県福祉人材研修センターは誕生したのです。
目次
兵庫県福祉人材研修センターが始動!
旧県立産業会館をリノベーション
パット見た感じ新築かと思いましたが、もとの建物は築40年ぐらいの「県立産業会館」という施設だったようです。
兵庫県によって耐震補強と改修工事とリノベーションが行われたんですね。
たしかに強そうな補強がされています。
施設の概要
イイ感じの自動ドアの正門から入ります。
5階建てで、1~3階は研修スペース、4~5階は介護福祉士を養成する学校のようですね。
立派な胡蝶蘭が、新スタートを物語っていますw
フロアは広々していて、交流室というスペースも設けられていました。
この奥が大研修室です。
大研修室は設備が整う
かなり広い研修スペースなので、後ろの席も聞こえるように音響設備も良さそうな感じです。
研修前にはちょっとしたBGMが流れていましたw
移動式のディスプレイも複数台用意されていて、学習しやすい環境が整備されています。
介護支援専門員(ケアマネ)実務研修 前期7日目
さて本題ですw
実務研修7日目は引き続き、グループ形式の演習になっています。
サービス担当者会議の意義と、進め方について学んでいきます。
利用者、多くの種類の専門職等への説明及び合意
サービス担当者会議や地域ケア会議など、様々な場面においてケアマネージャーは説明が必要となってきます。
利用者さんとその家族に対しては、適切な説明のうえに合意を得なければなりません。
その基本的な手法について講義をうけました。
話の構成や話をするときの姿勢、話のスピードや言葉のチョイスなど・・・
ケアマネージャーの説明の仕方によっては、利用者さんサイドの介護保険制度の印象がかわってしまいかねないので慎重さが必要です。
サービス担当者会議の意義及び進め方
ケアマネージャーが多職種に説明を行う場面のひとつがサービス担当者会議です。
多職種とのアセスメント結果の共有や、居宅サービス計画等の原案に対する専門的見地からの意見収集の意義を理解し、会議の開催に係る具体的な方法を学びます。
ビデオ(VHS)で。
内容はツッコミたくなるような場面もありましたが、役者さんがそれぞれいい感じに演じていてなんとなく雰囲気はつかめるんですよね。
その後、グループ内で事例について配役を決めてロールプレイです。
模擬のサービス担当者会議を実際に体験することで、いろいろと発見や課題が見えてきました。
まとめ
ちょうど3月から始動した兵庫県福祉人材研修センターで、研修を受けることができて、また気持ちが新たになったような気がしますw
サービス担当者会議は、単なるサービス計画の説明会にならないようにしなければなりません。
が、ある程度経験を積まないことにはうまく立ち回れない気がしますねw
次回の前期8日目をもって、介護支援専門員実務研修はようやくカリキュラムの半分を消化したことになります。
県外ではすでに実務研修が終了して、4月から配置転換でケアマネージャーとしての業務を開始する人もいるようです。
兵庫県は7月まで実務研修がありますので、あせらずに研修に集中して知識を深めていきたい思います。
いぬくま!