介護支援専門員(ケアマネージャー)の実務研修が本日をもって終了します。
前期が・・・。
前期の後にはいよいよ実習が控えており、さらには後期日程が待ち構えています。
つまり、まだ半分も終わっていないことになりますねw
さぁ、今日も頑張っていこう!ということで外に出ると・・・
出典:https://news.yahoo.co.jp
今年は暖冬だったので、降雪量も観測史上最少というニュースが夕方に出ていたんですけどね。
何か嫌な予感・・・
とにかく今日は実務研修、あったかくして出発しました。
目次
介護支援専門員(ケアマネ)実務研修 前期8日目
実務研修の8日目は、モニタリングと実習オリエンテーションについての講義をうけました。
モニタリング及び評価
モニタリングの視点
最初にケアマネジメントプロセスにおけるモニタリングの意義・目的や多職種との連携によるサービス実施の効果を検証することの重要性について講義をうけました。
モニタリングとは、ケアマネージャーが定期的に利用者さんを訪ね、居宅サービス計画の実施状況を把握し確認することです。
- ケアプランと実際のサービスに相違はないか?
- ニーズの解決に向かって効果を上げているか?
- 利用者さんの生活の変化によって新たな生活ニーズが発生していないか?
などの情報を聞き取っていきます。
グループワークでは、演習課題の居宅サービス計画書の短期目標の中からひとつ選択して、どのような視点をもってモニタリングに臨むかを話し合いました。
その中でたくさんの気づきがあり、今後の業務で参考になるような学びとなりました。
ケアマネジメントを振り返って
その後、前期で学んだケアマネジメントプロセスの講義と演習を通して、あらためて利用者本人中心のケアマネジメントを進めていくうえで何を大切にしたいかをグループで話し合い発表しました。
ケアマネージャーは人と人との関わりによって成り立つ仕事であり、様々なシチュエーションでコミュニケーションを円滑に行うことが要求されます。
そのスキルは生まれ持った素質ではなく、経験によって得るものであることがほとんどですよね。
ボクはやはりそのコミュニケーション力を習得していくことが、ケアマネジメントの基本となると考えているので、
どんどん経験と失敗を重ねてチャレンジしていきたいな、と思いました。
実習オリエンテーション
忘れたい・・・いや忘れてはならないのが実習です。
前期の日程で学んだ内容を、現場で実体験するという確かに一番必要な研修なんですよね。
しかし、実習の内容をはじめて知って驚愕しました。
2つもあるんですw
①ケアマネジメントプロセスの見学実習
県が提供する「見学実習受入協力事業所一覧」から事業所を自分で選んで、ケアマネジメントの現場を見学させていただくという実習です。
机上で学習するよりも、実際の現場を間近で体験するとより理解が深まりそうですね。
事業所には自分でアポをとって日程を調整する必要があります。
また、山のようなレポートを作成しなければならないそうです。
②実習協力者に対してアセスメント及びケアプラン作成実習
実習協力者!?
知ってました?
みなさん知ってました??
なんと、居宅で生活しておられ、かつ要介護認定をうけている方に直接お話を伺い、ケアプランを作成するという実習があるんです!!
実習生が自らの責任で該当者を見つけ出し、アポをとって、単身アセスメントをとりにいくという・・・
どこにおられるんですか??実習協力者さん????
ちなみに①と②の実習は、研修センターは実習生と実習先は一切コーディネートしないという潔さ。
実習協力者の見つけ方についても、特に説明がないという放置プレーw
これが自動車教習なら、
路上教習に教官なしで行って来い!ただし車は自分で探してね!
みたいな実習ではないですか!!
どうしても実習協力者が見つからない場合は、実習させていただく事業所で紹介していただく流れなのかもしれません・・・。
それしかボクには方法がなさそうですw
まとめ
1月より始まった介護支援専門員の実務研修ですが、前期の日程を終えたことで一区切りつきました。
ただ、予想外に実習が大変そうだったことに困惑しています。
事業所での見学はかなり興味があるので楽しみなのですが、実習協力者さんがあらわれるかどうかが不安なのですよね。
そんなときは、いつもの現実逃避シリーズということで脱線しますw
研修会場の奥に桜が見えたんですよね。
なんとなく希望を感じましたw
ふらふら~っと吸い込まれるように近づいていくと・・・
この木だけ満開でした。
まだ3月は半ばなので、早咲きの桜ですね。
いぬくま!