パニック映画が観たくてパッケージを吟味した結果『イントゥ・ザ・ストーム』という竜巻映画をチョイスして観てみました。
竜巻映画といえば『SPEED』でおなじみのヤン・デ・ボン監督の1996年の作品『ツイスター』になりますね。
当時、竜巻の迫力に映画館で衝撃をうけたのを鮮明に覚えています。
多くの人はこの作品と比べることになるのでしょうが、
サメ映画好きのボクの場合、どうしてもサメの大群を巻き上げるという『シャークネード』が出てきてしまいますw
こちらはまたの機会にw
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目次
イントゥ・ザ・ストーム
2014年 アメリカ 89分
監督はスティーブン・クォーレ
出典:https://www.cinematoday.jp
ジェームスキャメロン監督の映画『タイタニック』や『アバター』で、第2班監督を務め、20年以上にわたって視覚効果などに携わってきたことで知られる方です。
今作は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド』といったPOV方式で撮影された作品です。
臨場感を演出するために、ハンディカメラで撮影したような登場人物の視線で撮影されているんですね。
ただ、映像がかなり安定しているので、言われてみないとPOVと気付かないかもしれませんw
主役はリチャード・アーミティッジ
映画『ホビット』のトーリン・オーケンシールドをやっていた人です。
ヒロイン役にはサラ・ウェイン・キャリーズ
ドラマ『プリズン・ブレイク』や『ウォーキングデッド』などに出演されている女優さんですね。
この手の映画はだいたい知らないキャストが出てくることが多いのですが、とりあえず安心ですw
ストーリー
出典:https://warnerbros.co.jp/
ゲイリーは校長に頭のあがらないさえない教頭先生なんですが、物語が進むにつれて正義感の強さが目立ちはじめます。
校長をビシッとしめて、大勢の生徒を救うとともに家族の絆も取り戻すという、なんともハリウッドらしい進行で、観ていて気持ちがいいのですw
ゲイリーは数年前に奥さんを交通事故で亡くしてしまい、またアリソンはシングルマザーという設定なので、この二人の行方も見どころなのですが・・・。
竜巻撮影用特別仕様車『タイタス』
竜巻のスクープ映像を追うグループがいるのですが、このチームの装甲車『タイタス』がかっこいいのです。
竜巻の中に突っ込んでいっても大丈夫なはずはないのですが、この車なら大丈夫と思わせてくれますw
大迫力!リアルな竜巻の映像に脱帽
まぁ、とにかく映像がすごいのです。
B級パニック映画にありがちな雑なCGではありませんw
かなり丁寧な作りこみで、POVらしい臨場感も相まって楽しめました。
巨大竜巻はあらゆるものを破壊して巻き上げていきます。
火柱を巻き上げる竜巻に、カメラマン(バイト)も巻き上げられてしまいました・・・。
まとめ
はずれの多いパニック映画ですが、『イントゥ・ザ・ストーム』は大当たりでした!
とにかく理解しやすいw
登場人物にそれぞれストーリーがあって、それぞれの視線で竜巻を追っていきます。
そしてそれらが重なっていくのですが、設定がわかりやすいので観やすい作品に仕上がっていました。
自然災害が題材なので、それなりに犠牲者がいるのはずなのですが、
竜巻に巻き込まれ「昇天」するといった感じは、悲惨さがあまりなくハリウッド的。
YouTubeで100万再生を目指し、一攫千金を狙うおバカ二人組もいい味を出していましたw
パニックもので120分以上になるとしんどくなりがちですが、本作は89分とサクッと観れるのもおススメポイントです。
ちなみに・・・
今回、この『メガストーム』という作品も観ましたが、同じ時期に作られたとは思えないぐらい残念なクオリティーでしたw
いぬくま!