サメ映画『シン・ジョーズ』はゴジラになったサメの話?


サメ映画に費やす90分間

長いようで短い人生、90分といえ貴重な時間です。

学校ならば価値のある学びを得ることができるでしょう。

しかしサメ映画となるとそうはいきません。

B級C級D級、はたまたZ級クラスの映画がゴロゴロしているのがサメ映画

サメ映画にそんな貴重な90分を与える価値があるのか、その答えはあなたしかわかりません。

サメ映画『シン・ジョーズ』

そして今回紹介するのは「シン・ジョーズ」

2017年、アメリカの作品です。

ちなみに原題は「atomic shark」なので、原子力が背景にあるのは容易に想像できますね。

しかしこの響き、このフォント・・・

あの「シン・ゴジラ」にのっかかったのは間違いありません。

ちなみに映画の製作サイドにそんな意図はなかったはずですが、日本の配給会社がやっちまったのでしょう。

サメなので「ジョーズ」を謳っている点も、安易すぎて気持ちよさすら感じます。

ズバリ、放射能で汚染された海から、遺伝子が破壊されて突然変異で生れたゴジラ。

いや、サメの話なのでしょう。

核実験の影響で進化した放射能サメ

で、やっぱりそれでだいたい間違いありませんでしたw

海面から浮き上がる背びれが赤く燃えてしまっています。

では、あらためてあらすじを見てみましょう。

ビーチはいつもの賑わいを見せていた。そこに突如浮かび上がった焼死体。さらには焼かれた魚の死骸が波打ち際に打ち上げられていた。ジーナとカプランはその謎を追っていくが、核実験の影響により進化したサメだと判明。海水浴を楽しむ若者に次々と襲い掛かり犠牲者は増えていく。
 
 

コイツは人間を捕食するというよりかは、放射能をまとった身からおこす大爆発が武器で、ここがほかのサメ映画とは一線を画すところ。

もっとがんばれ、原子力で宇宙ぐらい行っとけ、とも思いますが環境問題に警鐘を鳴らす社会派なメッセージも隠されているので、

そこそこ真面目なストーリーが展開されています。

ゴジラなのかジョーズなのか?

このサメは人間が生み出した怪獣といっても過言ではないのですが、ゴジラにまではなれていません。

水中でも何故か燃えていましたが、あくまでもサメの形は維持していました。

ゴジラになったサメの話でもなんでもなく、放射能を帯びて燃えるサメの話だったんですね。

そういえばゴジラはよく怪獣どうしで戦っていましたが、サメ映画でそういう展開ってないような・・・。

そうそう、この映画に90分を費やす価値があるかどうか・・・

ゲンキ
アリでしょ!

 

いぬくま!