味覚障害になって3か月
7月12日に突然発症した味覚障害、ついに3カ月になりました。
3カ月も味が感じにくい状態が続くと、その状態に慣れてくるのか、それとも症状が改善してきているのか、
なんとなく味の輪郭のようなものがわかるようになってきたんですよね。
発症当初は何を食べているのか、調味料をつけても味の変化がわからない様な状態だったのですが、
現在は何を食べているかぐらいはわかるようになっています。
味覚外来で2回目の味覚検査の結果は・・・
先日、味覚外来の受診であらためて味覚検査を行った結果、少しですが改善がありました。
前回は、甘味・塩味・酸味・苦味の5つの味の感度を5段階で調べる検査をした結果、苦味以外はほとんど感じていない結果でしたが、
今回は、苦味と酸味についてそれぞれ2段階、感度が良くなっていたのです。
大学病院での診察は半年待ち!?
味覚外来の先生によると、ボクのケースは一応快方にはむかっているけど症状が重い部類だといいます。
さらに1か月後の受診であまり変化なければ、大学病院でより専門的な検査や治療をうけたほうがいいことを示唆されました。
ただ、その大学病院の先生の予約、大人気で半年待ちだそうですw
味覚障害の患者はかなりいる
味覚障害の患者数を調べてみると、2003年に日本口腔・咽頭科学会が実施したアンケート調査がヒットしました。
当時、味覚障害で耳鼻科を受診している患者数は全国に24.5万人。
それは、過去10年間で1.8倍も増えていた結果でした。
耳鼻科以外の内科や歯科を受診しているケースもあるので、全国で35~40万人もの患者がいると考えらていました。
現在、時代は令和になり2019年です。
その数は倍以上になっていてもおかしくないでしょう。
まとめ
味覚障害になって情報を収集しまくったのですが、あるネットの記事が心の支えになっていました。
それは料理の味が濃くなったことを指摘されて味覚障害を自覚した主婦の話なんですが、健康状態や症状や治療の内容がボクと同じで共感が持てたんですよね。
その人は味覚障害で食べる楽しみを失ったのですが、それをポジティブシンキングに換えて、ダイエットに励むことで以前よりも健康になったといいます。
発症から4カ月たったある日、みそ汁をすすって「美味しい」とつぶやいている自分に気づき、お祝いにお寿司を食べに行くという結末でした。
その記事を読んで、ボクもある日突然味覚が復活するというストーリーを追い続けた3か月でしたが、まだもう少し先のようです。
このように、味覚障害に悩まされている患者さんは、全国に相当数いるんでしょうね。
早く予約しないと、人気の先生に会えるのは半年先になりますw
いぬくま!