【柴胡加竜骨牡蛎湯】味覚障害に漢方薬が効いている


味覚障害になって10カ月

2月より大学病院の味覚外来で、より専門的な治療を受けています。

【半年待ち】より専門的な治療を求めて大学病院の味覚外来へ行ってきた

症状はゆるやかな改善傾向にあり、全快まではいきませんが、ようやくストレスなく食事を楽しめるまでに回復したのです。

今日はその大学病院で3回目の受診日でした。

大学病院の新型コロナ感染症対策

収束傾向にあるとはいえ兵庫県は特定警戒都道府県、いまだ新型コロナウィルスの緊急事態宣言が発令中なので、病院へ行くのは緊張します。

新型コロナウィルスの急性症状の一つとして味覚障害があげられているので、診察をまつ患者さんの中にもひょっとしたら・・・という不安は拭えません。

とりあえずようやく届いたアベノマスクを装着して、気持ちを落ち着かせましたw

このマスクではウィルスの侵入を防ぐことをあまり期待できませんが、ボク自身が罹患者だとして他人にうつすのを防ぐ効果はあります。

大学病院では、入り口で赤外線サーモグラフィーによる検温を実施するなど、様々な感染症対策が行われていました。

患者さんの姿も少なく、前回来た時とだいぶ印象が変わっていましたね。

いよいよ診察

まずはろ紙ディスク法という、舌の上に苦味などをしみ込ませたろ紙をのせて味覚を調べる検査をうけました。

前回よりも改善しているようで一安心。

先生に「コロナでテレワークとかになりましたか?」と尋ねられたのですが、そんなことはありません。

ボクは違いましたが、労働環境が大きく変わることで症状が改善される方も多いみたいです。

また、新型コロナによる味覚障害の患者さんの診察が増えたのか聞いてみると、急性の味覚障害の患者さんは断っているので、それはないとのことでした。

よく考えてみると、大学病院の味覚外来は紹介状がないと受診できず、急性の味覚障害で新型コロナ感染の疑いがあると、専門の医療機関を受診するようになっていますもんね。

漢方薬「柴胡加竜骨牡蛎湯」

大学病院に転院してから「脳が疲れている」という診断だったので、漢方薬の処方をうけて服薬治療を続けてきました。

この「柴胡加竜骨牡蛎湯」は、ストレスや不安などの症状に効果のある漢方薬で、ボクにあっているみたいです。

2か月分の処方なので箱ごと薬局で受け取るのですが、いまはこれが頼りなのでちょっと嬉しかったりするんですよねw

まとめ

ようやくトンネルの向こうに希望の光が見えてきました。

感覚的には60~70%ぐらいの回復です。

いまだに甘味は感じにくいのですが、他の塩味や酸味をしっかりと感じれるようになってきたので、何を食べているのかはちゃんとわかるようになってきました。

以前は食前の想像している味と実際の味のギャップにストレスを感じ、落ち込むことも多かったのですが、今はほとんどストレスなく食事を楽しめるようになったので本当にうれしいのです。

味覚障害により5㎏減った体重も、どんどん食べれるようになってもとに戻りましたw

味覚障害の原因や症状は個人差があるので一概には言えませんが、同じような症状で苦しんでいる方は漢方薬による治療もいいかもしれません。

それはそうと・・・

大学病院の入り口の近くに池がありました。

まぁまぁ人の通る所にある池です。

最初は人形かと思ったアオサギ(80~90cm級)は本物で、直立不動でした。

診察を終えて、薬局へ向かおうとチラっと池を見ると、やっぱり直立不動でした。

その鯉(50cm級)食べるんですかね?

 

いぬくま!