いよいよ初めてのバイクのユーザー車検当日です。
前日はユーチューブを見て、何度も検査の流れをイメージトレーニング。
準備は整っていたので、あとは神戸にある兵庫陸運部に行くだけだったのですが、ひとつ忘れていたことがありました。
当日の朝まで、雨が降るなんて思ってもいなかったのですが、ピンポイントで雨。
第2ラウンドの10時受付の予約だったのですが、予報によると午前中はもう行けそうにありません。
午後の降水確率50%に期待して、午後のラウンドの予約状況を確認してみました。
すると、一応空きがあったので、第4ラウンドに予約しなおして雨があがるのを待ちました。
初めてのユーザー車検を兵庫陸運部で受ける
その前に神戸カーテスターで光軸調整
無事に雨があがり、14時に兵庫陸運部前に到着しましたが、ここの交差点を右折して寄らなければならないところがあります。
『神戸カーテスター』さんです。
ここでは、ユーザー車検の難関であるヘッドライトの光軸調整(1000円)をしてもらうことができるのです。
意外とデジタルな感じの計測器を使って、手でヘッドライトを掴んだり叩いたりしながら、クイッと原始的に光軸調整してくれましたw
いよいよ兵庫陸運部に到着
さぁ、いよいよユーザー車検のお受験会場『兵庫陸運部』へやってきました。
すべての準備が整い、あとは書類の手続きをして検査を受けて合格するのみ。
その時はそう信じていました。
ユーザー車検・検査を受けるまでの流れ
ユーザー車検の案内は無い!
正面の入り口から進むと、建物が2つあります。
最初にどこへ行けばいいのかもわからないまま案内板へ。
案内はこれだけ。
「初めてのユーザー車検の方はこちらへ」
みたいな親切な文字など一切ありません。
まずは申請書をもらわなければ始まらないので、申請書売店と表記されている自動車会館のほうへ向かいました。
まずは自動車会館で申請書等購入
正面入り口から入って右手の建物が『自動車会館』です。
こちらの13番の窓口案内で、初めてのユーザー車検に来たことを伝え、各種書類をもらい、まずは自賠責保険の手続きをしました。
続いて14番と15番の窓口で、印紙と重量税を納めて書類に貼ってもらいます。
貼ってもらったところで、この後どうしたらいいのかわかりません。
窓口の優しそうな人を見つけて声をかけると「次は隣の建物の3番へ行ってください」と面倒くさそうに教えてくれました。
兵庫陸運部で車検受付
続いて、正面入り口から入って正面にある『神戸運輸管理部兵庫陸運部』の建物の中へ入ります。
ここが兵庫陸運部の中枢ですね。
指定された3番の窓口(車検受付)に先ほどの各種書類をもっていくと、必要事項を記入するように指示を受けました。
見本を見ながら記入していきます。
再び窓口で、各種書類と事前に準備していた書類を提出すると・・・
と言われました。これで検査前の手続きは終了です。
ユーザー車検・検査ラインでの流れ
検査ラインへ向かう
いよいよ検査ラインへ向かいます。
検査場の全貌を確かめ、一番右にある二輪の検査ラインに意識を集中させますw
一発合格なるか!?
初心者アピールが功を奏すると信じ、検査ラインに入ります。
フレーム番号や灯火系の確認がはじまりました。
ここでとんでもない事実が判明するのでした。
今朝までついていたはずのリフレクターが、来る途中に脱落したのでした。
ショックなことはまだ続きます。
いつもディーラーで車検時に預けるハンドルで挑んだはずだったのでまさかだったのですが、ディーラーはおそらくグリップのとめ位置を外側にして対応してたのでしょうか。
ショックすぎて、その後のブレーキ検査・スピードメーター検査・光軸検査・排ガス検査は心ここにあらず状態だったのですが、いつの間にかクリアしてましたw
ショックを隠し切れない表情でいると、
と親切に教えてくれました。
一発合格、とはいきませんでしたが、当日中にはなんとかリカバリーはできそうです。
検査でダメだったところ、気になるところ
再検査項目として
- リフレクターの不備
- 車体の幅が短い
その他にも
- 光量は基準値ギリギリ
- メータの位置が良くない(今後基準が厳しくなるとアウト)
と指摘されました。
リフレクターを購入
検査ラインを出て、すぐさま近くのホームセンターへ向かいました。
兵庫陸運部から3分『コーナン魚崎店』様です。
カー用品コーナーに・・・ありましたありました。ありがとうございます。
まさかのリフレクター脱落でしたが、コレでなんとかなりました。
今度はしっかり貼り付けたのですが、フェンダーが少しRしていてリフレクターが軽く曲がる材質でないとしっかり貼れないんですよね。
いざ構造変更!再び計測コースへ
再び検査ラインに戻りました。次は計測コースです。
ここでは車体の重量や長さ・幅・高さを計測してもらいます。
また、リフレクターの不備もここであらためて検査。
構造変更ってややこしい手続きかと思って身構えていたのですが、計測しなおしてもらって車検証を変更するだけの単純作業だったのですね。
再び『自動車会館』で300円の証紙を購入して、検査ラインの事務所に提出すると、最後の書類を仕上げてくれました。
自動車検査証が交付されるまで
自動車検査証の交付の受付
検査を終えると『神戸運輸管理部兵庫陸運部』の建物に戻り、4番受付窓口へ仕上がった書類を提出します。
ここでは、構造変更検査となったので再度書類の作成を指示されました。
そして、あとは交付をまつのみです。
自動車検査証と検査標章の交付
ちょっと座りたくないベンチで待つこと20分。
ついに新しい自動車検査証と検査標章が交付されたのです。
車検証の備考の欄には「構造等変更検査」と記載されていました。
有効期間が1カ月短縮された!?
11月28日が有効期間の満了する日だったので、1カ月以内の10月29日に車検をうけても有効期間がそのまま11月28日になるはずだったのですが、10月28日と記載されています。
構造等変更検査をした場合は、有効期間がその日から2年になるので、有効期間がちょうど1カ月分短縮してしまいました。
なので、構造変更する場合は有効期間のぎりぎり手前で行くといいのでしょうね。
まとめ
雨による予約の変更・リフレクターの不備・車幅の構造変更・有効期間の短縮とトラブルが発生した、初めてのユーザー車検。
一発合格とはいきまでんでしたが、なんとか合格することができました。
事前にしっかり準備していても、イレギュラーはおきるものです。
再検査のため、陸運局の近くのバイクショップやホームセンターなどに、駆け込む人も多いんでしょうね。
今回、ユーザー車検の流れを学ぶことができたので、次回からはもっとスムーズにトライすることができそうです。
いぬくま!