ハーレーの整備でいつもお世話になっている「寺田モータース」さん。
高校を卒業し、バイクの免許を取って初めて訪れたのがこのバイクショップでした。
それから10年後、寺田モータースの姉妹店「ハーレーダビットソンプラザ伊丹」で念願のハーレーを購入したのですが、
店長さんがこちらに移動してからは、寺田モータースでずっとお世話になっています。
今日はタイヤ交換と、ユーザー車検にトライするための相談に、久しぶりに訪れました。
目次
ディーラー契約解除した寺田モータース、中古車とカワサキ旧車を扱うバイクショップに。
ハーレーの中にライムグリーンのローソンレプリカ?
お店に到着し、入り口前に停められたハーレーの中に、違和感のあるバイクがあるのに気がつきました。
ライムグリーンのローソンレプリカ。
これはお客さんのバイクかと思ったら、お宝クラスの値札が付いています。
ハーレーの新車は姿を消し、中古車が並ぶ店内
なんか様子が変だなぁ、と思いながら店内に入ってみると・・・
これまたハーレーにまぎれて、やはりネイキッドの国産車が並んでいます。
しかも、70~80年代ぐらいのカワサキの旧車ばっかり。
店内にはいつものハーレーも展示されているのですが、どうやらすべて中古車のようです。
以前なら新車が展示されている場所に、ボク好みのハーレーがドカーンと停まっているのです。
XL1200Sとエボローライダー。
これはどういうこと?店長に聞いてみた
なんと、寺田モータースはハーレーダビットソンの正規ディーラー契約を解除したとのことでした。
2019年10月1日をもって、すでにハーレー新車の販売は終了されていました。
今後は、ハーレーの中古車販売とアフターサービス、カワサキのヴィンテージ車の販売とアフターサービスなどの業務に注力するとのことです。
どうしてディーラー契約解除したの?
ハーレーダビッドソン社は、グローバルで統一したディーラー作りを目指しているらしく、店内のレイアウトにしても縛りの多い統一した事業展開をしているそうです。
寺田モータースの姉妹店には、ハーレーダビットソンプラザ伊丹があり、距離にしても近いので、
ハーレーダビッドソン社の方針で同じようなキャラクターのお店になってくると、差別化が難しくなり車両を販売しにくくなる理由もあるそうです。
新車販売はハーレーダビットソンプラザ伊丹に任せて、寺田モータースでは正規ディーラーでは断られそうな社外品のパーツの装着など、
割と融通の利くカスタムもできるようになるという理由もあるのでしょうか。
ハーレーのアフターサービスは今まで通り継続
正規ディーラーではなくなるといっても、アフターサービスが不安になることはありません。
姉妹店に正規ディーラーがあるので、ディーラーと同じアフターサービス(修理、整備、メンテナンス、車検、カスタム等)などの業務は継続してくれるので安心です。
ディーラーといえば、比較的新しい車両をメンテナンスしているイメージなので、
旧車も扱うバイクショップになると、ボクみたいな少し古いバイクを気がねなくメンテナンスしてもらえるのはありがたいですね。
なぜカワサキの旧車も扱うの?
いきなりカワサキ?って感じです。
実は、寺田モータースといえばハーレーダビッドソンでしたが、以前よりZ系空冷四気筒カワサキ車の整備も得意としていたそうです。
ハーレーの旧車と同じく、Z1などはプレミアムがつくほどの価格になっていますが、大人たちに人気なんですよね。
「男カワサキ」のラインナップ
出典:https://www.teradamotors.com/
カワサキ車は、男くさいというか、バイク野郎というか、なんとなく熱くなるようなバイクたちです。
寺田モータースでは、ドイツなどから輸入して、レストアして販売するそうですよ。
多分、売れるのでしょう。
まとめ
寺田モータースが、ハーレーのディーラーでなくなったと聞いてびっくりしましたが、そりゃそうだとも思いました。
車両の販売はハーレーの中古車と、カワサキの旧車になり、メンテナンスは今まで通り継続するとのことです。
他にも様々な理由があって、ハーレーダビッドソンの正規ディーラー契約を解除したのだと思いますが、個人的にはより行きやすくなる感じがしました。
新車を買うならハーレーダビッドソンプラザ伊丹で、カスタムするなら寺田モータースで、ユーザーとしても使い分けることができるのでより便利になりますよね。
それにしても、今回はじめてカワサキの旧車をまじまじと見てみましたが、確かにカッコよくて惹かれるものがあるんですよねw
いぬくま!