Tenはフィラリアの予防薬として月に1回、イベルメックという薬を服用しています。
この薬は蚊に刺されて発症するフィラリア症を予防するもので、蚊の発生する5月から12月頃まで必要なのです。
特にTenは山や森をよく散歩するのでこの薬が欠かせません。
これはイベルメックという商品名ですが、
「イベルメクチン」という寄生虫の治療薬は、日本人である大村博士が発見・開発したものです。
イベルメクチンの開発によって、アフリカや中南米などの寄生虫によって失明する風土病に苦しむ人々を救った功績などが評価され、
ノーベル生理学・医学賞を受賞されたのは記憶に新しいですね?
イベルメクチンは動物の世界でも抗寄生虫薬として普及し、Tenのもとへやってきたというわけですね。
なにか味がついているようで、おやつのように食べて与えやすいのもポイント。
先日、お世話になっている動物病院の先生が、コロナに罹患したときに治療薬として自身に使われたと聞いて「??」となりました。
調べてみるとたしかに外国ではかなりコロナの治療薬として使用されているみたいで、有効性も確認されているみたいなんですよね。
なぜ寄生虫の駆除薬がコロナに効果があるのかは難しくて理解できないのですが、この薬はTenのために12月までの分をストックしているので、
いざというときは僕も服用するかもしれません。
いぬくま!