昆虫を素手で捕まえるという苦行


仕事のお昼休みは一旦帰宅しています。

息子がお昼寝の前にお外で遊ぶのがルーティーンになっていて、お昼ごはんを終えて僕の帰りをスタンバイしているのです。

もちろんTenも。

見るものすべてが新鮮な1歳9ヶ月は、公園での新しい出会いを楽しみにしているようです。

土の上にはいろんな昆虫がいて、アリやダンゴムシの動きに夢中になる息子。

ダンゴムシを丸めて手の上でコロコロしてあげると、とても喜んでくれます。

昆虫とのふれあいは人間社会と自然環境との共生を学ぶ第一歩なんだな、

と感動するのです。

僕も昆虫は好きなんですが、正直触るのは苦手。

ダンゴムシなんて30年ぶりぐらいに触りました。

しかし、息子にはお気に入りのオモチャとてんとう虫を出合わす気持ちを忘れないでいてほしい。

昆虫を躊躇なく素手で捕まえられる子でいてほしい。

僕が昆虫を触るのをためらってしまうと、昆虫が苦手な子になってしまうかもしれないと、

頑張っててんとう虫を素手で捕まえるのです。

僕の手を這うてんとう虫。

身の毛がよだつのを必死で隠しながら、余裕の振る舞い。

こんな感じでアマガエルまではなんとか素手で捕まえることができましたが、これから夏になるにつれていかつい昆虫がどんどん出てきます。

特に僕が昆虫を触るのが苦手になったきっかけのアレは、間違えなく捕まえなければならないでしょう。

セミ。

見るのは好きなんですが、触るのはちょっと・・・。

少年時代は親が呆れるぐらい捕まえていたのですが、素手で捕まえたアブラゼミのお腹にビッシリと小さい虫?が寄生していたのを見てから、

昆虫を素手では触れなくなってしまったのです。

子どもは、セミやカブトムシやバッタなどを捕まえて遊ぶというような経験を通じて、

自然とは?

命とは?

と、思いをめぐらせていくものじゃないですか。

虫に興味を持って接していくことは、子どもが自然についての知識や感覚を身に付け、情操を育んでいく絶好の機会となるんですよね。

息子にも昆虫と触れて身近な自然を学び、生きていると実感してほしいものです。

ゲンキ
少しずつ大きな虫をさわれるように練習しとこう・・・。

 

いぬくま!