【観葉植物】モンステラの育ち方 定点観測から学ぶ生命力の神秘


いつも治療所でブログを書いているので、どうしても治療所の周辺での出来事が中心になっていますが、今回もそんな感じですw

まずはこの画像をご覧下さい。

ここは治療所の入り口から待合室へ向かうコーナーです。造形作家Seikoの作品が見えますね。

だけど、注目すべきポイントはここです。

おわかりですか?この観葉植物はモンステラという熱帯の植物ですが、新芽がでてきているのです。

新芽が茎から沿うようにして生えてきていますね。色が違います。

このモンステラは数年前に患者さまから株分けしてもらったものが、どんどん成長してもう自分では支えきれないぐらいに大きくなってしまいましたw

大きくなりすぎると通路の邪魔になってくるので、葉を定期的に剪定しているのですが、このように一枚切るとまた一枚と新しく生えてきます・・・。

次の日・・・

新芽が茎から独立し、窓の外を指しはじめました。

治療所の入り口に向かって何かを訴えているようです。

ちなみにこの先にはツバメの巣があります。オザピヨにパワーを送ってるのかもしれません。

また次の日・・・

少し垂れ下がり、葉が開いてきました。ロールキャベツのようです。これぐらいになると患者さまにも反応されてペタペタ触られています。

徐々に開いてきました。

毎日、定点観測しながらその成長に勇気づけられます。

あと少しです。頑張れロールキャベツ。柔らかくて食べごろかもしれませんw

ちなみに樹液にはシュウ酸カルシウムという毒性のある物質が含まれているため、葉を切った際に樹液が皮膚や粘膜に付かないように注意しなければなりません。食べるなんでもってのほかです。

だいぶ開きました。今回の新しい葉はかなりのビッグサイズです。

さらに数日後・・・

色も濃くなってきてかなり立派な葉に成長しました。光合成してるぜって感じです。かっこいい。

モンステラは縁から切れ込みが入ったり穴があき、独特な面白い姿になるところが特徴的ですよね。

今回の新芽は結局40cmオーバーのワイルドな葉に成長しました。30cmの定規では測れませんw

剪定して切った葉は捨ててはいけません。

花瓶にさすだけでも、1~2カ月ぐらいもつので治療所ではトイレに置いたりしています。暗い環境でもなかなかの生命力で根が生えてくることもあります。もともとジャングルに生えているため耐陰性があるそうですね。

以前、茎の根本で切った葉を自宅に持って帰って、無理かな?とおもいつつ植木鉢に無造作にさしてみたらしっかり根をはって育っていきました。

正直、何をしてもどんどん成長していきますw

まさにモンスター。

それもそのはず、モンステラはラテン語で「怪物」という意味だそうですw

 

いぬくま!