カップヌードルをはじめインスタント食品を食べる前のワクワク感、食べた後のちょっとの後悔・・・
大阪府池田市にあるカップヌードルミュージアムに行ってきました。
インスタントラーメンの生みの親「安藤百福」さんの自宅のあった近くにある博物館です。
ここはインスタントラーメンの父「安藤百福」さんの軌跡をたどり、インスタントラーメンの展示を見たり、自分でカップヌードルを作る工程を体験するアトラクションを通じて、発明の大切さが学べる体験型の食育施設です。
では、行きましょう。
阪急池田駅からだと徒歩で5分ぐらい、なかなかの迫力のある建物です。
建物の裏側が駐車場になっていて23台駐車できるようになっています。1時間300円。
常に人が出入りしている感じですね。この日は土曜日だったので人も多めなのでしょう。ここも海外からの観光客が目立ちます。
驚いたのですが、入場料は無料なんですね。
入り口のエントランスで、コチラで安藤百福さんの銅像とも記念撮影できます。
中に入るとと最初に目にとびこんでくるのが「チキンラーメン」が誕生した研究小屋を再現した展示コーナー。小屋は自宅の裏庭にあったそうです。
「たとえ特別な設備がなくてもアイデアがあれば、ありふれた道具だけで世界的な発明が生み出せる」そんなメッセージが、この小屋に込められているのですね。
中に進んでいくと、安藤百福とインスタントラーメン物語。
インスタントラーメン発明のエピソードとその後の発展について、年代順に歴史を追って展示されています。
いろんな工夫や発明が重ねられてカップラーメンができたのですね。麺が少し浮いてたって知ってました?
宇宙でも食べられたカップラーメン。宇宙食の開発も安藤百福さんの強い意向だったそうです。当時話題になっていたのを思い出しました。
マジカルテーブルという、インスタントラーメンにまつわるクイズが次々と出題されるクイズコーナー。子供も大人も群がっていましたw
圧巻だったのはこちらのインスタントラーメントンネル。
1971年「チキンラーメン」から始まったインスタントラーメンのラインナップを年代とともに展示。半世紀以上前にたったひとつの商品から始まったインスタントラーメンが発展していく様子を見事に表現されています。
天井にもびっしりとインスタントラーメン。知っているパッケージを見つけては興奮してしまいましたw
そして、本日最大の目的であるマイカップヌードルファクトリーのブースに入ります。
ここで待ち時間が・・・。まるでテーマパークのようですねw
こちらは、世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」を作ることができる工房です。
コチラの自販機でまずカップを購入します。
1食300円。消費税込み。
まだ中身は入っていません。斬新。
マジックペンを使ってカップを自由にデザインして、世界でたった一つのカップヌードルのパッケージを作ります。
ボクはひよこを描いていきます。太陽のひよこをイメージ。
みなさん思い思いにペンを走らせています。
まわりを覗いてみると、ひよこを描いている人がとても多いことに気づきましたw
それもそのはず。
ここにたどり着くまでに、かなりのひよこを刷り込まれているので自然とそうなるのでしょうw
一方で・・・
マジックペンって普段は使わないような・・・何を描くのかなぁ。
カップをデザインできたら続いてこちらのカウンターへ。
ここからはスタッフの方による作業になります。
こちらでカップの中身を詰めていきます。
おあっ、いぬくまですw
いぬくまが反転している・・・麺の上からカップをかぶせて、ハンドルを回して反転させて麺をセットします。実際の製造現場では、カップの上から機械で麺を入れると麺がずれてしまうことがあるため、反転させてセットするのだそうです。これが「逆転の発想」と呼ばれている所以なのだとか。
4種類のスープ、12種類の具材の中から4つのトッピングを選べます。
中身を詰め終わったら・・・
機械で熱と圧力をかけて蓋をして、さぁ出来上がりです!
と、思ったら・・・更にシュリンク包装をするのですね。本格的に商品になっていくのです。
このフィルムをかぶせ・・・いぬくまも喜んでいるようですねw
熱でフィルムを収縮させて密閉させます。
いよいよ最後の工程です。今日あった出来事が走馬灯のように頭を駆け巡る暇もなく・・・
しゅぽぽ~ン。
ポタっ!
ついに完成しました!!
完成したマイカップヌードルは、エアーパッケージに入れて持ち帰ります。
2階はチキンラーメンファクトリーとなっていて、実際に小麦粉から練って味付けし乾燥するまでの工程を体験できます。
こちらは要予約です。
安藤百福さんは、平成30年10月から放送されるNHKの連続テレビ小説「まんぷく」のモデルになっているそうです。
今後、ますます注目されることになりそうですね。
実は、ボクが以前開設していた治療所(宝塚市)の場所は、複数の患者さまからの情報によりますと、まさかの安藤さんの池田市とは別の?自宅の跡地だったそうです。プールがあり高い塀からドーベルマンが顔を覗かしていたそうですよw
いぬくま!!