三田市の山間部を切り開いてできた「有馬富士公園」
福島大池や、名前の由来となった有馬富士が中央に位置している自然に囲まれた兵庫県下の最大の都市公園です。
園内には、野鳥を観察したり、草地や水辺での生き物観察に適した場所や、かやぶき屋根の民家があったり、自然学習センターやホールなどの施設が充実しています。
『出合いのゾーン』エリアから望む、有馬富士。
有馬富士という名だけあって、富士山のようなきれいな三角形の山です。
有馬富士公園では『出合いのゾーン』から山頂を目指すルートを推奨していてることもあり、
立派な山の形のわりには、標高が低そうなので愛犬連れでも安心して登れそうです。
ですがっ!
今回は、山の裏側から登ってきましたw
目次
有馬富士の山頂を目指して愛犬と登山するよ!
休養ゾーンに駐車して登山道へ
有馬富士は福島大池のある南のほうから登山するのが一般的ですが、北側から山の尾根ルートを通る登山道も存在します。
Qooと一緒なので、あまり登山者のいなさそうな北側のコースを選択しました。
『休養ゾーン』エリアにクルマを停めてここから山頂を目指します。
『休養ゾーン』の行き方や駐車場など詳しくはこちらの記事をどうぞ♪
あたりは少し暗くなってきています。現在時刻は16時・・・。
共生センターで所要時間をたずねると、山頂まで45分ぐらいとのことでした。
いまの日没はだいたい18時ぐらいなので、往復1時間30分だったら大丈夫なはずです。
大芝生広場があるので、Qooは遊びたがっていますが、今日はまっすぐ進みます。
尾根のハイキングルート
愛犬といざ入山!
イノシシ止めの柵があるので、そこを開いて山に入ると登山開始です。
早速Qooは何かをみつけて踏ん張っていますねw
狩猟犬の本能が呼び起こされたようです。
ハイキングルートを確認。
有馬富士までにいくつか小さい山があって、その尾根を通って行く感じですね。
木の階段の連続
さあ行きましょう。
こちらのコースは草木がボーボーなので、あまり人が通っていない感じがしますね。
大芝生広場を見下ろしながら登って行きます。
とにかく、ひたすらこの木で組まれた階段を登っていきます。
途中に杭が100mごとぐらいに設置されていて、地図をみながら番号で大体の場所を確認します。
途中で木が根こそぎ倒れている箇所がありました。
登山道も一部崩れています。
一本道なので道に迷うことはないのですが、ずっと同じような木の階段が続くと、有馬富士の方角がよくわからなくなってしまいました。
はじめてのコースなので新鮮ですが、ちょっとつらい。
しかし、Qooは全く問題ないようでしたw
有馬富士が見えてきた
だいぶ登ってきたところで、やっと有馬富士がみえてきました。
この山を下りると、ついに有馬富士なんですが、なんだか損した感じですw
有馬富士を登る
有馬富士山麓周遊道
尾根ルートの最後の山から降りてくると、平坦な道にでました。
ここは有馬富士の麓をぐるっと周回する、整備された散歩道みたいですね。
急な階段
こちらから山頂に行けるようです。
ここからものすごく急な階段になっています。
今度は森のトンネルです。木の根の道をすすんで行きます。
だんだん傾斜が急になる階段を登っていきます。いよいよつらいw
すると今度はゴロゴロと岩が露出している道になってきました。
最後の砦 有馬富士の岩場
勾配が急なので気を抜いたら危険です。
Qooは特に悪路関係なくとにかく突き進みます。
疲れしらずなのか、ボクが疲れすぎなのか、とりあえず引っ張ってくれるので力強いですw
そんなこんなで岩場をこえると、いよいよ山頂が見えてきました。
有馬富士に登頂
ついにやりました!登頂です!
有馬富士山頂からの景色
こちらからは志手原方面が一望できます。
Qooも景色を楽しんでいました。福島大池が見えますね。
ゆっくり登頂の余韻を楽しみたいところですが、日没の時間が迫っているので、帰りを急ぎます。
岩場の下山は注意が必要!
岩場の下りは結構きつく、ゆっくり降りないと危険です。
しかし、Qooには岩場など関係ないようですw
休憩するたびに、不思議そうな顔でこっちを見つめてきます。
帰りは不思議なもので、登るときよりもはやく感じました。
予定通りに下山!所要時間は?
日没までに大芝生広場まで戻れました。
まだまだ遊ぼうとするQoo。
無事に共生センターに到着。
所要時間はちょうど1時間30分。ちょうどいいハイキングでしたね!
ちなみに、この日は16時からの入山だったので、すれ違う人は1人もいませんでした。
まとめ
北側からのルートは、ひたすら木の階段を登っていく感じで、小さな山をいくつか越えると、有馬富士に入れます。
キレイな三角形の山らしく、勾配がけっこう急なので疲れてしまいましたw
山頂付近は急な岩場になっているので、ヒトもワンちゃんも注意が必要です。
標高は低いのでお手軽ハイキングなのですが、安全に登山できるようにそれなりの装備は必要です。
また、ボクたちはワンちゃんとの暮らしが当たり前ですが、苦手な人もいるためなんでもありというわけではありません。
きちんとマナーを守り、登山者が少ない時期や時間帯を選ぶことが大切ですよね。
いぬくま!