Qooは「食べる」ことが大好きなワンちゃんです。
毎日の散歩や、森や公園で遊んだり、健康で楽しそうにしているんですが、走り回ったあとには必ずごはんやおやつをおねだり・・・。
その原動力は、
やっぱり「食べる」ことなんですよねw
目次
アレルギー対策をしよう
Qooはアレルギーもちで、以前よりカラダのかゆみに悩まされていました。
アトピー性皮膚炎と、食物アレルギーからくるかゆみの症状で、
「アポキル」という薬を服用するようになってからは、
その悩みからも解放されました。
アポキルについては、この記事で紹介しました。
【犬のかゆみ治療薬アポキル】早くよく効き、安全性が高く、長期間投与することが可能になった新薬の効果や気になる値段は?
アポキルはかゆみの症状を抑えることはできますが、
アレルギーの原因となるアレルゲンに対する抵抗力をつける効力はありません。
なのでアポキルを服用しながら、食事にも気を付けなければならないのです。
犬のアレルギー対策にいいドッグフード選び
100%自然素材ボッシュ社の無添加ドッグフード
いままで、完全無添加で自社農場や自然飼育肉に力を入れている、
ボッシュ社のラム肉を使ったアレルギー用のドッグフードを食べていました。
ボッシュ社のドッグフードについては、この記事で紹介しました。
「食」の安全について考える【無添加ドッグフードbosch】ナチュラルドッグフードベレンのボッシュドッグフード
そこそこカラダを掻く仕草も減ったのですが、
数年食べていると、このラム肉にもアレルギー症状を示すようになってしまいました。
特定のタンパク質(この場合ラム肉)を食べ続けると、やがてその食材から得られるタンパク質をストックする器がいっぱいになります。
するとストップサインとしてアレルギー症状が出てしまうので、
長期間継続的に摂取するのはよくないのでしょうね。
犬のアレルギー対策にいいドッグフードを見つける方法
近所のペットショップでは、かなりの種類のドッグフードがあって、
どれも良さそうだし、どれもがやっぱりアレルギーが出そうで心配でした。
たくさんあって選べない・・・。
なんか変な原料が使われていないか心配だし、どうしたものかと悩みます。
こういう時は・・・
安心安全ブルーバッファロー社の自然派ドッグフード
Qooがお世話になっている動物病院では、積極的にドッグフードを勧める感じではないのですが聞いてみました。
先生のところのワンちゃんが、じん不全に悩まされていてなかなかドッグフードを食べてくれなかったときに、
「ブルーバッファロー」のドッグフードは食べてくれたそうです。
それをきっかけにブルーバッファロー社のセミナーへ行かれて勉強されたそうです。
と勧められて探してみたのですが、
アレルギー用のフードはどこにも売っていません。
どうやら、アレルギー用のフードは療養食として動物病院でしか取り扱っていないらしく・・・
とお願いしてお取り寄せしてもらいました。
ブルーバッファロー
ブルーバッファローとは?
出典:https://bluebuffalo.com
まず、このロゴとネーミングがかっこいいじゃないですかw
正直、セールスポイントは他の意識高い系メーカーと大差ありません。
出典:https://bluebuffalo.com
ブルーバッファローのストーリー
アメリカで生まれたブルーバッファロー社は、
創業者であるビショップ家の愛犬ブルーがガンになったことをきっかけに設立されたそうです。
出典:https://bluebuffalo.com
フィッシュ&玄米レシピ
動物病院でアレルギー用のフードをお取り寄せしてもらっている間に、
既存のフードがなくなりそうになりました。
とりあえず、近所のペットショップでも療養食以外のブルーバッファローを取り扱っていたので、
いままで食べていないフィッシュ系のフードを購入してみました。
ブルーバッファロー社は、営業力が高そうな感じですw
ライフプロテクション・フォーミュラ フィッシュ&玄米レシピ(成犬用)
犬の健康と元気な毎日を考えたBLUEライフプロテクション・フォーミュラは、高品質の自然素材のみを使用しています。:
-
- おいしくてタンパク質の豊富な白身魚
- 栄養価を考慮した全粒穀物と野菜や果物
- 鶏や家禽の副産物ミール不使用
- コーン、小麦、大豆不使用
- 合成着色料、合成香料、合成保存料は使用しておりません
引用:https://bluebuffalo.com
コチラを購入してみました。
開封してみると確かにフィッシュ系のいい香りがします。
ラム肉のなんとも言えない香りと比べるとおいしそうですw
独自開発のライフソース™ビッツ
ブルーバッファローの最大の特徴としては、
このフードの中に含まれる小さな濃い色の粒「ライフソース™ビッツ」にあります。
出典:https://bluebuffalo.com
フィッシュ系は、おやつの煮干し以来。
Qooはドッグフードとしてははじめて口にするので、ものすごい食いつきでしたw
療養食 HF 食物アレルギーに対する加水分解フード
フィッシュ&玄米レシピでブルーバッファローになれさせている間に、
動物病院でお取り寄せしてもらったフードが届きました。
HF 食物アレルギーに対する加水分解フード
HF食物アレルギーに対する加水分解フードは、食物アレルギー疾患の治療に適しています。
獣医師専用の療法食です。
犬の食物アレルギーに配慮し、特別に調整された療法食。
獣医師の診察と指導が必要な製品です。
療法食の購入をご希望の場合は、かかりつけまたはお近くの動物病院様にお問い合わせください。
-
- 加水分解サーモン
- オメガ3脂肪酸
- 抗酸化栄養素
- グレインフリー
- 高い嗜好性
引用:https://bluebuffalo.com
加水分解とは、アレルゲンとなるタンパク質を小さく小さく分解し、
消化性を高めた状態です。
HFはアレルゲンになりにくい加水分解サーモンを使用したドッグフードなんですよね。
早速、Qooが嗅ぎつけてきましたよw
開封してみると、これまたフィッシュ系のいい香りが・・・
よくみると、ブルーバッファローの特徴であるライフソース™ビッツがはいっていません。
これはライフソース™ビッツの原材料中に含まれている、
アレルゲンになりうるタンパク質の可能性を考慮して、HFでは採用しなかったのでしょう。
それだけ食物アレルギー疾患に対応した、食事療養食と言えます。
食いつきも相当よく、なによりも便の状態がとてもいいので、
Qooにはとてもあっていると思いました。
コストパフォーマンスは悪い
とてもいいことづくしのHFですが、コストパフォーマンスだけは悪いです。
Qooの動物病院では、2.95キロで5630円(税抜き)。
中型犬のQooでは、1か月もたないぐらいですね。
出典:https://bluebuffalo.com
他の療養食も市販品と比べると、1.5倍ぐらい割高になっているようです。
まとめ
まだブルーバッファローに切り替えて2か月ぐらいです。
アポキルがとても効いているので、結局のところサーモンがアレルゲンじゃないかどうかは不明なのですが良さそうです。
食いつきがよく、便の状態がとてもいいので、
とりあえず継続していこうと思います。
獣医さんの処方が必要な療養食という概念は、
確かな品質の裏付けと、食事のコントロールを管理してもらえるという安心感があります。
しかし、定期的に購入する側からすると割高になるうえに手間がかかるので、
ネット通販で購入できないか調べてみるのですが、ブルーバッファローの療養食だけは全く出てきません。
日本に上陸して、短期間でそこそこのシェアを獲得した背景から推測すると、
商品の品質も良さに加えて、かなり優秀な営業戦略を感じずにはいられないんですよねw
※2020年3月で販売を終了するそうです。
いぬくま!