散歩コースを延長してみたい
山間に隣接する2つの住宅地の1つにボクたちは暮らしているのですが、隣の住宅地へ行こうとすると、一度山を下りてまた登っていかなければなりません。
自宅からも100m先にある隣の住宅地が見えているのですが、行けそうで行けない近くて遠い住宅地となっているのです。
最初は足元をクルクル回ってあっち行ったりこっち行ったりで散歩にならなかったTenも、
今や家を出た途端に散歩コースを全速力で駆け抜けるぐらいの、散歩大好き犬になりました。
そんなTenにとって自宅周辺のいつもの散歩コースは手狭になってきたんですよね。
そこで行けそうで行けない隣の住宅地にまで散歩コースを延長することにしました。
谷によって分断された2つの住宅地
この2つの住宅地は簡単に歩道や道路を繋げれそうなもので、実際に過去に連絡していた橋らしきものもあるのですが現在は封鎖されています。
どうも住民トラブルか政治的な何かがあって分断されてしまったんでしょうね。
物理的にこの住宅地の境界に小さな谷があってちょっとした川が流れています。
すぐに向こう側は見えているので、この谷を超えれば簡単に往来することができるのです。
川の概念のなかったTen
谷を下ると川が流れています。
沢ガニも生息しているので、そこそこ水質はいいのかもしれません。
この川を前にしてTenはどうするのかなと思う隙もみせず、そのままがに股で川に入水。
まるでそこに川などないみたいに・・・。
お腹まで水が浸かったところで急に驚いたTen。
慌てて踵を返して戻ってきましたw
Tenはずっと閉鎖的な場所で暮らしてきたので、川という概念が無かったのでしょうね。
階段の上り下りもできなかったぐらいなので、7歳ですが子犬のように外の世界はわからないことばかり。
今は散歩を覚えて外に出るのが大好きになり、たくさんのことを吸収して楽しんでいる様子に安心しています。
散歩は驚きや発見の連続
Tenを抱っこして川を渡り谷を超えて新しい住宅地へ、無事に散歩コースを広げることができました。
まだまだTenの冒険は始まったばかり。
川を前にしてそのまま躊躇なく入水して驚きましたが、本人が一番驚いていてちょっと笑ってしまいました。
散歩をしているとこのような驚きや発見の連続で、Tenは一つずつ学習して理解しているようです。
体重は一向に減る様子はありませんが、やっぱりポッチャリなTenが可愛いんですよね。
散歩の歩幅がだんだん離れてきて追いかける形になってきましたが、ボクも走ってどこまでもついていきたいと思います。
いぬくま!