早いもので今年もあと2カ月。
この時期になると、患者さまは口をそろえて
「もう11月!?一年ってはやいねぇ。」
「もうすぐお正月やねぇ、ちょっと前にお正月やった気がするわぁ。」
と、時の流れの早さを口にされます。
これはご高齢の方ほど口にされる傾向にあります。
ボクの倍ぐらいの年齢の患者さまは、一体どれぐらいの時の早さを感じていらっしゃるのでしょうか?
現在よりも若かった過去のほうが時間が経つのがゆっくりだった
確かに多くの人は歳を重ねるごとに「時間が経つのが早く感じる」傾向にありますよね?
子供の頃は1日がとても長く、1年がものすごく長かった気がします。
夏休みなんて1カ月ぐらいだったのに、夏休み明けに友達と再会するとまるで1年ぶりぐらいの再会のような感覚でしたw
その頃のみんなは「早く正月にならないかな~」と思っていたんです。
それがいつの間にやら「正月きたらまた歳をとるがな~」となるのですよねw
年齢によって「時間の経過が変化する」のはなぜ?
世の中はこのような仕組みを、研究している方々がやっぱりいるんですよねw
引用元:ジャネーの法則 – Wikipedia
これは脳の記憶の容量で考えるとわかりやすいのかもしれません。
5歳の1年はこれまでの記憶量に対して20%のサイズ。
それが50歳になってからの1年になると2%のサイズになります。
年齢を重ねるに従い1年の比率が小さくなっていくことで、時間がより早く感じるようになるので、50歳は5歳よりも10倍も時間を早く感じていることになりますw
人生の折り返し地点は20歳
このジャネーの法則に従うと、80歳まで生きる人は体感的には20歳で人生の半分を終える事になります。
グラフを見ると確かに20歳になった時、体感的には人生の半分を終えたとも言えそうです。
40歳を過ぎるとほぼ8割は人生が終わっているんですねw
- 5歳からの5年
- 10歳からの10年
- 20歳からの20年
- 40歳からの40年
は体感的に同じということになります。
そんな単純なことではないとは思いますが、興味深い理論ですねw
ということは、ボクの倍ぐらいの年齢の患者さまは、ボクの2倍の時間の早さを体感しているということになるんですかね・・・??
まとめ
ジャネーの法則でもあるように、歳を重ねると多くの人が「時間を早く感じる」わけです。
そして歳を重ねるごとに時間は加速していき、来年は今年よりも早くなるはずです。
これは今後さらに加速していくので、しっかりとシートベルトをしなければなりませんw
振り落とされないように、1日1日を充実した毎日を送るように心がけないといけませんね。
いぬくま!