LINE株式会社は、2018年のLINENEWSをにぎわせた、
芸能・文化・スポーツ・アーティストなど、各分野でもっとも「話題の人」として取り上げられた人物やグループにおくられる、「NEWS AWARDS 2018」の受賞者を発表しました。
出典:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2532
その実業家・政治家部門には、
出典:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2532
剛力彩芽さんとの熱愛報道や、民間搭乗者で史上初の月の周回計画を発表するなど、常にメディアをにぎわせている、
ZOZOTOWNを運営する、前澤友作さんが選出されました。
ZOZOの前澤社長
いつも前澤さんのニュースと共に、ZOZOという企業ブランドもワイドショーで一緒に取り上げられるので、
ZOZO=前澤社長
という構図は完全に定着したように感じます。
前澤さんのことをはじめにワイドショーなどで認識してから、ZOZOTOWNというファッション通販サービスを知った人も多いことでしょう。
前澤さんが意図してやっているのかは不明ですが、人の興味を持たせるような話題を次々と演出して、
幅広い年齢層にアピールできているので、ものすごいメディア戦略がうまい人だなぁという印象ですよね。
総資産3000億円以上??
最近では、月の周回計画に数百億円(非公表)ぐらい投資したそうですが、
民間人の月の周回旅行は「人類初」の出来事なので、少なくともリフトオフするまでの間メディアが注目し続けるでしょう。
実は、費用対効果を考えたら安いぐらいなのかもしれませんね。
そんな前澤さん、やっぱり超お金持ちです。
プライベートでは、自家用ジェットで剛力さんとサッカー観戦、見たことも聞いたこともないような高級外車を数台所有し、
現代アートの普及と、若手アーティストの支援を目的とした現代芸術振興財団を設立し、自身も現代芸術を中心としたアートコレクターとしても有名ですね。
「#dear Moon」と名付けられたプロジェクト
出典:https://corp.zozo.com
で、先の月の周回計画ですが、
超お金持ちのリッチな月の旅、はたまた壮大なZOZOお得意のメディア戦略
だと思っていたのですが、中身を調べてみると・・・
出典:https://dearmoon.earth
各界を代表する最大8名の世界的なアーティストを、SpaceX社の超大型ロケット「BFR」での月周回に招待し、1週間かけて月と地球を周回飛行するというものでした・・・。
リフトオフは2023年、あと5年です。
出典:https://dearmoon.earth
しかも、月と丸い地球を見て受けたインスピレーションを元に、アーティストに後世に残す作品を創作してもらうそうです・・・。
なんと!!
これはただの月の周回計画ではなく、彼の超個人的な、宇宙を舞台としたアートプロジェクトだったんです!
芸術を生み出すための月旅行
ジョン・レノンが地球を丸く見ていたら、どんな曲を書いたんだろう。
彼らが宇宙に行っていたら、今の世界はどうなっていたんだろう。
私たちには、想像力と創造力があります。
まだ一度も見たことのないような夢を見ることができるかもしれない。
歌ったことのないような歌が歌えるかもしれない。
描いたことのないような絵が描けるかもしれない。
このプロジェクトが皆さまの夢を拡げるきっかけになることを願っています。
地球を代表するアーティストと共に、皆さまより少しだけお先に月に行ってきます。
#dearMoonホスト・キュレーターとして、このようなチャンスに恵まれたことを大変誇りに思います。
BFRでの月周回飛行プログラムを提供くださるイーロン・マスクさんとSpaceX社の皆さま、そしていつも僕を支えてくださる全ての関係者の皆さま、本当にありがとうございます。
このプロジェクト必ず成功させます。
楽しみにしていてください!
ーー前澤友作
地球を代表するようなアーティストたちと共に月に行くということは、
宇宙へ行く旅の準備の中でも、彼たちと長い間時間を共有することなんでしょう。
感性豊かな彼らと、どのような夢を語りあうのでしょうね?
何が生れるのかわからない「宇宙へ行く」ということ自体がもはや芸術的です。
そこで生まれるインスピレーションを、更には宇宙空間のなかで間近に味わうという体験。
このような経験は、いくら資産家であっても手に入れることのできない最高のぜいたくなのかもしれません。
ZOZOHEATでユニクロと比較広告
途方もないような計画で、常に注目を集めるクールな前澤さんですが、こっちでも面白いことをしていましたw
あのUNIQLOに宣戦布告ですw
出典:http://zozo.jp/pb/zozoheat-comp.html
ユニクロのヒートテックに対抗して、ZOZOヒートで肌着に参戦したんですね。
こういった名指しの比較広告は日本ではめずらしいですよね?
大体は「U社」とか「ヒ―〇テック」などと濁して、直接的な表現は避けるようにしているように感じます。
海外(特にアメリカ)ではよく使われる手法みたいですが、それを真っ向からやっちゃう姿勢はかなりロックですw
一種の炎上商法でしょうが、流石ですよね。
たしかにSNSなどで注目されているようです。
商品自体は後だしの参入なので、他社と比べて価格が安い・性能が高い、というのは特に驚きません。
出典:http://zozo.jp/pb/zozoheat-comp.html
しかし、サイズ展開が1000種類ってのは、やっぱりすごいですw
出典:http://zozo.jp/zozosuit/
ZOZOスーツで計測して、自分ぴったりの肌着を見つけることができるのです。
こんな所までジャストサイズ気にしていたら、生き辛すぎるような気もしますが、
このサイズ感が保温性能を大きく左右するみたいですよ。
まとめ
すっかり前澤さんのファンになってしまいましたw
おそらく、彼らは月に行くときにZOZOヒートを着ていくんでしょうねw
個人プロジェクトとはいえ、
前澤友作=ZOZO
なので、企業の宣伝効果は抜群でしょう。
また、彼自身はツイッターでフォロワ―が50万人もいるようなインフルエンサ―なので、
このサイクルになるともう何やっても注目されるし、
とんでもない影響力をもった人なんです。
今回のユニクロに対抗する話題を作ることも、ものすごい相乗効果を生み出すのでしょう。
そんな影響力のある人が、アートに関心をもつきっかけを発信してくれる・・・。
とにかく、アートに注目が集まることは、
アートファンはもちろん、人類にとって喜ばしいことです。
#dear Moon、今後に注目ですね。
いぬくま!