ハーレーダビッドソン「ヘリテイジ」の現行モデル、ウインドシールド(スクリーン)の下半分がブラックなんですよね。
ずっとコレが気になっていて、ボクのバイクもこんな感じにしてみようということで今回チャレンジすることにしました。
ただ、ウインドシールドを塗装するのってあまり聞いたことがありません。
結構ハードルが高く、失敗もゆるされません。
そこで以前紹介した「ラバースプレー」を使った、失敗の許される方法で塗装することにしましたw
目次
ウインドシールドをラバースプレーで塗装してみた
ハーレー純正ウインドシールドを塗装する
現在の状況はこんな感じです。
ハーレー純正のウインドシールドの横部分をカットすることで、スポーツスタータンクにあわせて少しスリムにしているのですが、気付かれたことはありません。
今回の塗装も自己満足、それでいいのです。
ウインドシールドの金具部分はもともとクロームだったのですが、ここはすでにラバースプレーでマットブラックに塗装してありますね。
ウインドシールドを取り外す
この金具部分より下を塗装するので、あらかじめマスキングテープで印を入れておきます。
続いて、ビスを外していくと金具が外れるので、ウインドシールドを取り外します。
ウインドシールドが外れて、ベースの金具だけになってしまいました。
この外したウインドシールドの裏面を塗装していきます。
塗装面の下地は中性洗剤で洗うだけ
油分があるとラバー塗装がうまくのらないので、中性洗剤でしっかりと洗います。
金属であれば中性洗剤で洗ったあとに、パーツクリーナー等で脱脂するのですが、素材的に表面を痛めてしまいそうな気がしてやめておきました。
スクリーンの上半分をマスキング
続いてマスキングです。
スクリーンの上半分は塗装しないので、マスキングが必要になります。
そのマスキングに使う新聞紙を探しても無くて、ちょうどよさそうなQooのペットシーツがあったのでそれを使うことにw
おすすめラバースプレー「FOLIATEC(フォリアテック)」
塗装に使うラバースプレーは「FOLIATEC(フォリアテック)」です。
いろいろなラバースプレーを試しましたが、個人的にはこの塗料が一番使いやすいと思います。
色はマットブラックですが、スクリーンの裏側を塗装するので、表面は艶のあるブラックになるはずです。
ウインドシールドにラバースプレーを吹く
1回目。まずは色がつく程度に軽く吹きかけます。
2回目。乾いてから同じように軽く塗り重ねます。
3回目。だいぶ色がのってきました。
こうやって薄く塗り重ねることで、液ダレすることもなく均一に仕上げることができます。
4回目。ほぼまんべんなく塗装できましたね。
しっかりとした塗装面になったので、これでよしとしました。
マスキングを外す
塗装が完全に乾いたところで、マスキングを外していきます。
ラバー塗装はその名の通りラバーなので塗装が伸びる感じがあるので、マスキングテープの境界線に切れ込みを入れたほうが、きれいにはがせると思います。
そして、完成です。
裏面はきれいなマットブラックで塗装することができました。
いよいよ完成!
表面はこのとおり。
ツルっとした光沢のあるブラックで、十分満足のいく出来上がりとなりました。
スクリーンを車体に取り付けました。
イメージ通りの出来上がりにほっこり。
塗装するとスクリーンの下半分が見えなくなるので、視認性が低下するかと思ってたのですが、もともと視界に入るところではなかったので問題ありませんでした。
「ウインドシールド塗装」まとめ
ラバースプレーはとても簡単に扱えるので、初心者でも安心です。
あまりスクリーンを塗装することはないと思うのですが、こんな感じで手軽にイメージチェンジできるので、おススメですよ。
「マットミリタリー」という色もあるので、旭風防っぽくすることもできるかもしれないので、ブラックにあきたら次にチャレンジしたいと思いますw
いぬくま!