【スポーツスターとダイナ】ヘッドライトが点かない!?常時点灯切り替えスイッチの設置と修理


日中は暑すぎてツーリングには行けていませんが、通勤で毎日お世話になっているボクの愛車。

スポーツスターに間違われる、ダイナスーパーグライド。

もともとはこんな形でした。

「ダイナスーパーグライド(2005年)」出典:VIRGIN HARLEY

もともとスポーツスターに乗っていたのですが、ダイナのビッグツインエンジンに憧れて乗り換えました。

スポーツスターとダイナ。ダイナのほうが一回り大きいですが共通の部品も多いのです。

「スポーツスター(2003年)」出典:VIRGIN HARLEY

この2003年以前のスポーツスターのスタイルが好きでハーレーに乗っているので、今のダイナはこの形に近づけるようにカスタムしています。

2005年までのダイナは現行よりもスリムなので、ダイナでスポーツスターっぽくカスタムするにはおススメです。

そこで、ヘッドライトもわざわざ20年ぐらい前のスポーツスター用のものを手に入れて交換しています。

その結果・・・

電装系のトラブル頻出しておりますw

酷暑の熱のせいなのか、ハーレー特有の振動のせいなのか、つい先日もブレーキライトが常時点灯した状態になってしまい修理したばかりでした。

ウインカーが点かなくなったり、インジケーターランプが点かなくなったりと、大抵は電装系の配線にトラブルがあり、その都度対処しているので自己流ですが配線修理は慣れたものですw

今回はヘッドライトが点かないという、夜間走行が困難な状況に陥ってしまいました。

ハイビームは点灯しますが、ロービームが点きません。

単純にヘッドライトバルブのロービームのフィラメント切れかと思ったのですが、ポジションランプも一緒に点灯してないのでまとめて配線に問題あるのかもしれません。

ボクのバイクは停車時のアイドリングが低いので、できるだけ電力を使わないように、ヘッドライトが常時点灯状態から消灯できるように手を加えてあります。

そのためヘッドライトバイザー上にある、自作のインジケータパネルの中央にロービームのオンオフスイッチがあります。

左右のランプはウインカーの確認ランプになっています。

ボクのバイクはメーターが車体横のフレームに取り付けてあるので、ウインカーが出ているのか出ていないのか身体を左に傾けないと確認できませんw

ウインカー確認するたびに左に進路変更・・・ってならないようにヘッドライトバイザーにインジケータパネルを自作しましたw

で、ロービームの配線にスイッチをかませて消灯できるようにしているのですが、今回はその配線があやしいとみました。

ヒューズボックスを点検しましたがヒューズは問題ないようです。

となると、やっぱりスイッチと配線があやしい・・・このスイッチ防水じゃないしw

①ヘッドライトバルブ切れ

②ポジションランプ切れ

③オンオフスイッチの配線異常

を疑ってそれぞれ部品を注文しました。

アマゾンヨドバシドットコム

この両社はです。バイク用品店に行くことなく次の日には商品を届けてくれるです。配送料無料で。です。

ヨドバシさんの丁寧な梱包。

でも中身はこれだけw

部品はそろいました。

では早速ヘッドライトを分解していきましょう。

まずはヘッドライトのリングがビスで固定されているのでこれを外します。

簡単に外れますね。

するとヘッドライトユニットを引っこ抜ける状態になります。

おりゃっ

スポッと抜けました。問題の配線があらわになります。悪いのはどれだ?

まずはポジション球の確認です。ポジション球が切れていなければ配線に問題があります。

これを引っこ抜きます。

・・・切れていました。

これを交換します。

おぉっ、点きました。ポジション球の配線には問題ないようです。

やっぱり単純にロービームのフィラメントが切れているだけなのかな?

でもポジション球と同じタイミングで切れるなんて考えにくい・・・

確認します。

配線から解放されたヘッドライトユニット。20年ぐらい前の古いものなので紫外線でガラス面が黄ばんでいます。

おや?フィラメントを覗いてみても切れていません。これはやはり配線に問題がありそうです。

ロービームの配線か、オンオフスイッチの配線どちらかに問題がありそうです。

一度オンオフスイッチの配線を外して、ロービームの配線を直結してみました。

すると点灯するので、問題はオンオフスイッチの配線ということになります。

では、次はオンオフスイッチを外していきましょう。

自作インジケーターパネルからスイッチごと外します。ここから浸水してショートしたのかな?

配線ごと引っこ抜きました。

新品と並べてみるとかなり黒ずんでいます。ここがイカレてしまったっぽいですね。

交換していきましょう。

新品の部品は配線を加工しなくてはなりません。

そんなときの正義の味方、電工ペンチ

好きな工具選手権があれば確実にベスト3には入ってくるでしょうw

では配線コードの被覆をはがしていきます。

えいっ

おりゃっ

がちっと端子のツメをかしめます。

ここはゆっくり慎重に。メス側はかしめれました。

オス側も。よし、OKです。

早速ロービームの配線に、この配線を割り込ませます。

祈りながら点灯確認をします。

ロービームオフ状態。

ポジション球だけ点灯。正解!

続いてロービームオン状態にします。

ポジション球とロービームが点灯しました。大正解です。

ビクトリー!!

今回のミッションはクリアしましたw

今回はオンオフスイッチに問題があったようです。これの防水用のスイッチも販売されているのですが、値段が2倍するのでまた故障したら買いなおすことにしますw

このようなマイナートラブルはつきものですが、修理するたびに愛着がわいていきます。

まだまだ長く付き合っていきたいですねw

 

いぬくま!