ラバースプレーを使って、バイクを簡単にイメージチェンジできることは知っていますか?
ボクのバイクは、冬の間の防寒対策でウインドスクリーンを装着していたのですが、春になったので外すことにしました。
どうせならということで、今回はエアクリーナーのカバーも変更するだけでなく、塗装までやってしまおう、ということで作業していきます。
目次
ラバースプレーでバイクを簡単イメージチェンジ
ラバースプレーとは?
出典:http://foliatec.jp/
今回の塗装で使用するのはラバースプレーというものです。
その名の通り液体ゴムの塗料で、スプレーで液体ゴムが噴射され乾くとゴムになります。
普通の塗装とは違い、下地を丁寧にする必要もなく、初心者でもムラなく塗装ができるのが特徴です。
出典:http://foliatec.jp/
そして、ラバースプレーの最大の特徴は、塗装に失敗したり飽きたらはがしてもとに戻すことができるのです!
FOLIATECのスプレーフィルム
今回の塗装で使用するのは、こちらの「FOLIATEC」というドイツのメーカーの塗料で、色はマットブラックです。
ラバースプレーはメーカーによって品質はさまざまで、ボクは安物でずいぶん失敗しましたw
「FOLIATEC」は少し割高ですが、塗料が濃いので少量を使用するだけでよく、とても塗りやすい印象です。
安物は塗料が薄く色をのせるのに大量に使用しなければならないので、おススメできません。
以前にも、スタッドレスタイヤのホイールを塗装するのに使用しました。
塗装後3シーズンそのままですが、塗装の劣化もはがれもなく丈夫そのものです。
ラバースプレーを上手く塗装する方法
エアクリーナーカバーをラバースプレーで塗装する
今回交換するエアクリーナーカバー。
ハーレーTC88ダイナの、純正エアクリーナーカバーです。
ラバースプレーの下地処理は脱脂するだけ!
普通の塗装のように、面倒な下地処理は必要ありませんが、脱脂だけは丁寧に行う必要があります。
とはいってもとっても簡単。中性洗剤などで汚れを落とした後、
プシューと、シリコンオフやパーツクリーナーを吹いてふき取るだけ。
このときに油分が残ると、塗装をはじいてしまうのでしっかりとふき取りましょう。
塗らないところはマスキング
今回はエアクリーナーカバーの文字が書いてあるトリムは、ワンポイントとして塗装しないのでマスキングします。
立体の曲線だったので、思ったよりマスキングが難しいですね。
ハサミが手元になかったので、切り絵みたいに手でちぎってマスキングしましたw
均一に数回以上重ね塗りをする
塗装の下準備が終わったので塗装に入ります。
最初は色が軽く乗るぐらい薄く吹き付けます。
一回目を吹いたところで、ヤベー奴がやってきました。
塗装面に毛でも着いたら一発でアウトなので要注意ですw
すぐに乾くので、乾いたら2回目を吹き付けます。
3回目。だいぶしっかりと塗料がのりました。
薄く均一に、何回かに分けて吹き付けると液だれすることもなくきれいに仕上がります。
その後、何回かこれを繰り返すと・・・
この通り!
乾燥後に研磨する必要もなく、丈夫な塗装面ができました。
マスキングを慎重にはがす
塗料が乾いたところで、マスキングをはがします。
この時、マスキングとの境界に切りこみを入れるといいでしょう。
マスキングと塗装面の境目がくっついてしまって、折角塗った塗装が一緒にはがれてしまうおそれがあるので注意が必要です。
ゆっくりゆっくり慎重に。
じゃ~ん。完成です。
このように、塗装の初心者でも簡単に施工することができますよ!
簡単にイメージチェンジ完了!
早速バイクに装着してみました。なかなかいい感じ。
ウインドスクリーンも外して、エアクリーナーをブラックに塗装することで、全体的に黒っぽい引き締まったバイクに仕上がりました。
このように、ラバースプレーを使うと簡単にイメージチェンジすることが可能ですね!
後日、ウインドシールドも塗装してみました。
「ラバースプレーでバイクを簡単イメージチェンジ!」まとめ
この初心者でも簡単できれいに塗装できるラバースプレー。
バイクなら、カウルやタンク、ホイールやヘルメットにいろいろと使えそうです。
実はボクのバイク、メッキ部分をブラック化したり、ハンドルやブレーキランプにも使用したりしています。
失敗してもはがせるので大丈夫。
はがせるぐらいだから塗装面は弱いんじゃないか、と不安になりますが、塗装面はとても丈夫で、ちょっとやそっとじゃはがれる心配もありません。
カラーも豊富なので、ちょっとしたワンポイントのイメージチェンジにぴったりですね!
いぬくま!