赤ちゃんと犬のいる暮らし
Tenを迎えて半年がたちました。
Qooが旅立ちTenを我が家に迎えた2021年4月、Seikoは妊娠7カ月。
7月に無事に出産し、現在息子は生後3カ月。
気がつけば家族が増え、Tenと息子はボクたちを幸せにしてくれるかけがえのない存在です。
2人の関係はとても可愛らしく、興味深く、希望に満ちあふれ、ワクワクを感じさせてくれています。
妊娠中に保護犬を迎えた「理解より感情を優先」
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Qooが旅立ったあと「いつかまたワンちゃんを迎えたいね」という話はしていたのですが、
そうとは言っても間もなく新生児を迎えることもあったので、それは子供が成長した数年先のことだと思っていました。
衛生面・アレルギー・安全面などを考えると出産まであと数カ月の状態で、信頼関係もできていないワンちゃんを迎えるなど無謀なことだと理解していたからです。
そんな中でふと出会ってしまったTen。
保護されていたTenを我が家に連れて帰ったのは、Qooが旅立った1週間後のことでした。
Tenと対面したときに直感的にボクらにとって絶対に必要な存在で、Tenもそれを求めていると強く感じたのを忘れることはできません。
とはいってもTenは家庭では過ごしていなかった保護犬で、これからの暮らしは未知数でした。
無謀なことかもしれないと理解していたのですが、直感的な感情を優先したのです。
出産までの犬との暮らし
出産した日、Seikoのお腹に寄り添ってきて陣痛を教えてくれた
ボクたちと暮らすことに戸惑いながらも、少しずつ心を開いてくれたTen。
Tenはとても頭の良い子で、Seikoのお腹に赤ちゃんがいることをすぐに認識していました。
繁殖犬だったこともあり、かつての母性が働いたのかもしれません。
お腹が大きくなるSeikoにやさしく寄り添って出産まで見守ってくれました。
この3か月の間にTenとの信頼関係を深め、Tenのいる生活空間に新生児を迎える準備も進め、
赤ちゃんとの生活がTenにとってもストレスがないようにするにはどうするか考えました。
赤ちゃんと犬の初対面
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勘違いしないでいただきたいのですが、Tenと息子がこんなに近くで寄り添っているのはこの時だけですw
自宅でTenと新生児の息子が初対面したとき、Tenは珍しくグイグイと強い力で息子の様子を確かめようとしてきました。
初対面!
これは良くないと思ったのですが、気がつけばちゃんとディスタンスをとって顔をまじまじと眺め、頭の匂いをクンクンと匂っていたのです。
しばらくすると寄り添って眠り、まるで自分の子のように守っているようにも見えました。
想像していた以上にスムーズにスキンシップを計っていて驚いたんですよね。
赤ちゃんと犬との暮らしにベビーベッドは必須
その後は息子はベビーベッドで寝るか抱っこなのと、Tenは必要以上に干渉しようとはしないので、二人は直接接触することはなく過ごしています。
息子を抱っこしてTenに近づけると、とても嬉しそうに尻尾を振ってくれるのが愛おしいのです。
夜中に起きてミルクをあげるときは近くによってきてくれるなど、出産後もとても助けてもらっています。
家の外に何か気配を感じるといつも以上に警戒していて、本当に守ってくれてるんだと感じます。
どうしても赤ちゃんを優先する生活になりつつあるので、Tenのお散歩などのお世話が後回しになってしまうのもしばしば。
その分小声で「Tenちゃんが一番だよ」と何度も声かけていますw
まとめ
Tenを迎えてまだ半年ですが、もう彼女の人生分ぐらい一緒にいるような感覚です。
Qooが旅立って心にできるはずだった大きな穴、そのほとんどをTenが埋めてくれました。
大変な出産までの間、そして出産後もずっと寄り添って癒し続けてくれています。
Tenは臆病な性格なこともあり慣れないこともまだまだたくさんありますが、見たところ赤ちゃんとの新しい生活をエンジョイしているようです。
息子もTenの存在を当たり前のように感じていることでしょう。
赤ちゃんとワンちゃんのいる暮らし、想像以上に素晴らしいものですね。
お世話になっている獣医さんも、ワンちゃん猫ちゃんのいる環境で赤ちゃんを迎えたそうで、その暮らしは本当に素晴らしいことだとおっしゃっていました。
ちなみにボクがこんなことを言うのもアレなんですが、
もともと一緒に暮らしているのなら問題ないと思いますが、
現在妊娠中で新たにワンちゃん(特に保護犬)を迎えるのはやめておいたほうがいいと思います。
やっぱりお互いの信頼関係がしっかりできていない状態で迎えるのはリスクが大きいですからね。
Tenは幸いにも適応することができて結果的に良かったのですが、そうでなかった場合を考えるとワンちゃんを悲しませることになりかねません。
まだまだボクも親として未熟で2人のことも未知数なので、絶対に安全ということはなく、
リスクマネジメントをしっかりと理解しておくことも、これから兄弟のように育っていって欲しい2人のために大切なことだと思います。
いぬくま!