車検満了日の1か月前。
いよいよユーザー車検を受けるカウントダウンが始まりました。
前回はネットでユーザー車検の準備に必要なことをまとめてみましたが、今回は実際にバイクを車検に合格できる状態に整備して、車検の予約や必要書類等を用意しました。
初めてのユーザー車検に向けて、当日までにすべきことのまとめです。
目次
ネットで予約して予約番号を控える
国土交通省の自動車検査インターネット予約システムで予約します。
新規アカウント登録して、ログインすると予約をとることができます。
10:30~12:00の第2ラウンドで、検査の予約を取ることができました。
車検の手続きの際には、この予約番号が必要になるので控えておきます。
保安基準を満たす状態に整備する
基本的な整備に加え、カスタムして構造変更をしない場合などは、保安基準を満たす状態にしておかなければ、検査に合格できません。
前回の記事でピックアップした、整備が必要な箇所の作業をしました。
タイヤ交換
リアタイヤの溝が基準値を下回っていたので、ディーラーで交換してもらいました。
また、ユーザー車検で必要な整備もお願いしました。
ハンドル交換
現在装着しているロボットハンドルは、車検証に記載されている幅や高さが変わらないので一見問題なさそうですが、角が立っているので不合格になりそうです。
ここからの作業は自分で行っていきます。
ノーマルタイプのハンドルに換えるついでに、グリップも交換。
季節ごとぐらいにハンドルを変えてイメチェンしているので、サクッと交換できました。
また、アクセルやクラッチケーブルの調整や注油もしておきます。
マフラー交換
車検対応ではなさそうなマフラーは要交換です。
この際にエキパイのガスケットも交換しておきました。
また、せっかくなのでノーマルのエキパイを、耐熱スプレーでブラック塗装してみました。
シート交換
乗車定員は2人なので、シングルシートからダブルシートに換えます。
シートにはタンデムベルトが必要なので、自作のベルトを巻きました。
リフレクター(反射板)装着
前回の車検からどこかで脱落してしまったリフレクターを、今回はしっかりと接着しました。
ブレーキディスク・パッド交換
この際なので、フロントのディスクローターとブレーキパッドも交換します。
ディスクローターは、強力なネジロックと鬼のトルクで締められているという噂を聞いて、工具を購入したのですが・・・
ディスクローターは、意外と普通に外れたので安心しましたw
その他の整備
その他の気になる箇所はディーラーで確認しました。
メーターは横に設置していても、走行中に確認できる位置なら大丈夫。
サドルバッグを装着したままでも、全幅を超えてなければOKみたいです。
小ぶりのミラーに交換している場合は注意が必要(鏡面の面積が69平方cm以上)みたいですが、4インチの円形ミラーは大丈夫ですね。
高速道路も試走して、今回の整備の状態を確かめましたが、不具合もなくバッチリです!
ユーザー車検に必要な持ち物や書類は?
ユーザー車検にかかる費用
天下の国土交通省さまも、お金がないとはじまりません。
- 重量税 3800~5000円
- 自賠責保険 11520円(2年の場合)
- 印紙代 1700円
- 光軸調整 1000円(テスター屋さんを利用した場合)
ユーザー車検に必要な書類
車検証(自動車検査証)
これが自動車検査証。
前回の車検時に発行され、携行が義務とされているので、バイクの積載スペースにあるはずですね。
納税証明書
毎年5月に納める自動車税の納税証明書です。
車検の年はしっかり保管しておかなければなりません。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書は車検証とセットで積載している場合がほとんどだと思います。
点検整備記録簿
メンテナンスノートとも呼ばれる点検整備記録簿。
バイクショップで整備してもらって発行してもらうか、自分で整備して記入することも可能です。
「前整備」と「後整備」があり、車検時に点検整備記録簿を用意する場合は「前整備」、用意できない場合は「後整備」となります。
つまり、車検後に整備して「後整備」とすることが可能なので、車検時に絶対に必要というわけではありません。
まとめ
車検スタイルになったマイハーレー。
このスタイルもなかなかお気に入りです。
次回は神戸の陸運局で、ついにユーザー車検にトライしてきます。
- 車検の予約番号
- 車検に合格できる整備をしたバイク
- 現金2万円ほど
- 必要書類
これらが用意できれば、あとは審判のときを待つのみですw
いぬくま!