2019年7月27日は土曜日。
ウナギを食べて夏を乗り切ろうという「土用の丑」の日です。
恥ずかしながら大人になるまでは、いや割と最近まで「土曜のウナギ」と思っていました・・・。
でも、みなさん知ってますか、土用の丑の意味って?
今日は土曜日に土用の丑の日で、混乱している人も多いと思ったので、
そもそも「土用」って何なのか、なぜ「ウナギ」を食べるのか、簡単に調べてみましたw
目次
土用の丑の日にウナギを食べる習慣について調べた土曜日
土用とは?
出典:wikipedia
なんとなく節句的なものだとは想像できるのですが・・・その通りでした。
中国の古い思想に五行説(自然界は「木・火・土・金・水」の5つの要素でなり立っている思想)というのがありますが、それを季節にあてはめると「土」が余ることから、
二十四節句の立春・立夏・立秋・立冬のまでの、18~19日間を「土用」と示すそうです。
なので、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれに土用があるのです。
丑(うし)の日とは?
丑は、12支の丑です。
ですから、土用の丑の日は、土用期間中の12支にあてはめた丑の日ということですね。
そうすると、2019年の土用の丑の日は、
1月28日・4月22日・5月4日・7月27日・10月31日
ということになります。
で、夏の土用の丑の日に、ウナギを食べる習慣があるということですね。
なぜにウナギを食べるの?
丑(うし)の日なら、牛を食べるとよさそうな気がしますねw
諸説あるみたいですが、昔から体調を崩しやすい夏にはウナギを食べて栄養をたっぷり摂ろうという考えがあったみたいです。
ウナギに限らず、丑の「う」にあわせて、うどんとか、うりとか、「う」のつくものを食べたらいいそうですよ。
そういえばウナギが絶滅するとかしないとか・・・?
「異論反論オブジェクション!」
今夜のテーマは #うなぎ
土用の丑の日を前に、環境省が「大事にいただきましょう」と呼びかけたところ、「絶滅危惧種を食べることを推奨するのか」など批判が相次ぐ事態に…あなたの意見は?#news23 #異論反論 をつけてTwitterでご投稿ください! #TBS pic.twitter.com/dCNwHpEk7Z— news23 (@news23_tbs) July 23, 2019
ネットでたま流れてくる「ウナギが絶滅寸前で食べれなくなるかもしれない」というニュース。
そのわりに、土用の丑の日にウナギはガンガン売られています。
実際に、日本に生息する二ホンウナギは絶滅危惧種とされているみたいなんですよね。
詳しいことはわからないのですが、調べてみるとどうも適切な消費量の上限が設定されていないことに問題があるみたいです。
早急に適切な消費量の上限を設定し、誰もが後ろめたさを感じることなくウナギを消費できる状況にしてほしいものです。
さぁ、ウナギを買いに行こう!
阪急百貨店の食料品コーナー
阪急百貨店へやってきました。
食料品コーナーでは各店舗で、ウナギ弁当が販売されていました。
どれにしようかな~?
ぐるぐる店内を回りながら、どのウナギにするか悩みます。
炭火手焼き鰻 堀忠
特に特設コーナーに出店されていた「堀忠」さんの、うなぎ弁当がよく売れていました。
炭火手焼きウナギは愛知県産だそうです。
うん、美味しそう、これにしました!
北極アイスキャンデー
おや?
北極アイスキャンデーではないですか!!
食後のアイスキャンデーも必要ですよねw
「土用の丑の日」まとめ
いままで「土用の丑の日」といえば、なんとなくウナギ食べてきました。
今回いろいろと意味を調べてみると「夏バテ防止の日」という結論に至りましたw
この習慣の始まりは、江戸時代の蘭学者で発明家の平賀源内が、土用の丑をうなぎの日にした元祖という文献が残っています。
客足の少ないうなぎ屋から、繁盛の妙案はないかと相談を持ち掛けられた平賀源内が、
「土用丑の日、うなぎの日」
と店頭に貼り紙を掲げたところ、これが大当たりして、うなぎ屋は大繁盛したそうです。
二ホンウナギの受難が、そこから始まったのかもしれませんが、この興味深い文化が途切れないことを祈るばかりです。
いぬくま!