ミシュランコマンダー3に履きかえてみた


出典:https://www.michelin.co.jp/motorbike/tyres/michelin-commander-iii-cruiser

ミシュランがクルーザー向けに開発したタイヤ「コマンダー」シリーズ。

コマンダー2装着車

大人気だった「コマンダー2」の後継となる、「コマンダー3」が2020年2月から販売されています。

いろんなタイヤを履いてきましたが、今回はこの新しい「コマンダー3」に履きかえることにしました。

ゲンキ
「コマンダー3」は、まだあまり見かけないからね。

コーナーを普通に曲がりたい・・・

見た目重視のビンテージレプリカタイヤから履きかえる!

マイハーレーことFXDは、ビンテージレプリカタイヤを履いています。

フロントには「ファイヤーストーンのデラックスチャンピオン」、リアは「シンコーのスーパーイーグル」という、

タイヤの性能を度外視した、タイヤパターン(見た目)重視のチョイスです。

見た目重視なので、コーナーで車体を寝かし込もうとするものなら、クイッと劇的に倒れようとする挙動で転倒しそうになることもしばしば。

結果的には、コーナー手前でしっかりと減速するので安全運転になるのでした。

今回は忘れているバイク本来のコーナリングの楽しさを味わいたくなり、普通に走れるタイヤをチョイスしようと考えた次第です。

ゲンキ
直線はいいんだけど曲がるのが苦手。

リアタイヤだけ交換

リアタイヤは溝が無くなってしまったのですが、フロントはまだまだ使えそうです。

性能的には前後でタイヤを交換した方がいいのですが、体感的にはリアタイヤの性能が走りに大きく影響を与えている感じです。

結局のところ、ビンテージな見た目も忘れられないので、フロントはこのままでいくことにしました。

外したリアタイヤは、溝がほとんど無くなり車のタイヤのように四角くなっていました。

ゲンキ
直立してるよ・・・。

「コマンダー3」をチョイスした理由

はじめてのミシュラン

ミシュランの「コマンダー3」をチョイスした理由は、

  • 低価格であること
  • ロングライフであること
  • 普通に走れるタイヤであること

この3つを要件を満たすタイヤをディーラーで注文したところ、提案されたのが「コマンダー3」でした。

ミシュランのタイヤもはじめてだったので、これに決めました。

ゲンキ
ミシュランマンにちょっと憧れてた。

低価格であること

ハーレーのロゴの入るダンロップの純正タイヤ(リア)は4万ぐらいするのですが、コマンダー3は2万弱

もちろん値引きされた額ですが、他のタイヤに比べてもかなりの低価格です。

ロングライフであること

ミシュランが実施したテストによると、2.8万キロ走行してもトレッド(溝)が十分に残っていたそうです。

ビンテージレプリカタイヤは1万キロも走ると、底が見えないぐらいの深かった溝が無くなるぐらいですから、

約3倍ぐらいのロングライフが期待できそうです。

普通に走れるタイヤであること

普通に走れるとは、そもそもビンテージレプリカタイヤでなければクリアできそうですねw

「コマンダー2」でも実証されているとおり、クルーザータイヤとしての性能は必要十分。

「コマンダー3」は、100%シリカコンパウンドを配置することで、耐久性を犠牲にすることなくウェットグリップと安全性を向上しているそうです。

ミシュランコマンダー3に履きかえてみた

特許「ニューベルベットテクノロジー」

さぁ、「コマンダー3」に履きかえました。

ミシュランのロゴが新鮮です。

このサイドウォールのデザイン技術は、特許を取得しているそうです。

「ニューベルベットテクノロジー」という技術で、美しいデザイン(グレーとブラックのコントラスト)を演出。

ミシュランロゴやタイヤパターンの視認性が向上しているという訳ですね。

ゲンキ
なんかタイヤワックスを塗ってるみたいなツヤがあるなぁ。

タイヤパターンがカッコいい!

タイヤパターンもカッコよく、見た目重視なユーザーにもぴったり。

溝も深いのでウェットグリップが優秀なのと、ロングライフなのも納得です。

何よりもビンテージレプリカタイヤの130サイズから、150サイズにアップしたのでリアの迫力が増しました

ゲンキ
これは走りそうな予感だ。

「コマンダー3」で走ってみた

早速「コマンダー3」に履き換えて走ってみました。

直線の安定性からして違いがはっきりとわかります。

いつもならコーナー手前でしっかりと減速するのですが、スピードを保ったまま思い切ってコーナーへ。

普通に車体を傾けてみると、コーナーでの動作がきわめてスムーズ

寝かしこんでいく際に途中で挙動が変化することもなく、

コーナー立ち上がり加速時にも力強いグリップ力を発揮してくれるのを、しっかりと体感できます。

ゲンキ
普通に曲がれたよw

「ミシュランコマンダー3」まとめ

いままで見た目重視でビンテージレプリカタイヤをチョイスしてきましたが、バイク本来の走る楽しさを見失っていたようです。

決してコーナーを攻めるわけではありませんが、コーナーを普通に曲がれることがこんなにも気持ちがいいことを忘れていたんですね。

ミシュランの「コマンダー3」は、ビンテージ感こそありませんがタイヤパターンの見た目もカッコよく、性能も普通にいいのでおススメです。

ゲンキ
フロントビンテージ、リアコマンダー3という、ハイブリッドでもアリだよ!

 

いぬくま!