あたらしく電熱グローブを買いました。
ヒートマスター『12V ヒートレザーグローブ TYPE1』です!
そういえば「ヒーテックの電源が入らない」ということで、前回はその修理方法について紹介しました。
愛用しているヒーテックグローブの電源が入らない不具合の原因が、ヒーテックジャケットの断線にあったので、それを修理して見事にヒーテックグローブの電源が入り、めでたしめでたし・・・のはずでした。
しかし、その後やっぱり電源が入らなくなってしまったのです。
そこで、あたらしい電熱グローブ「ヒートマスター 12V ヒートレザーグローブ 」を購入したので、その経緯とレビューをしていきます!
目次
電熱グローブの故障
ヒーテック『ヒートカーボンスポーツグローブ』の電源が入らない
電熱グローブの電源が入らないのは、ジャケットの配線の問題でした。
それは修理できたので、今回はグローブ側の問題だと容易に推測することはできます。
しかし、調べてみると断線ではなく回路の問題っぽいんですよね。
ここでヒーテックのヒートカーボンスポーツグローブ、ついにイカレました・・・。
2015年のヒーテックはアツかった
ボクの愛用していたこの電熱グローブは、実は2015年製のアウトレット品だったのですが、2シーズン頑張ってくれました。
2015年のヒーテックの電熱グローブは、消費電流が2.4Aでアツかったのです。
ただ、保護回路が敏感で使用中にたびたび電源が落ちるという噂は、購入前から聞いていました。
(その不具合があってか、2016年以降のヒーテックの電熱グローブは1.6Aになった。)
で、実際に使用してみると走行中にたまに電源が落ちるのですが、また電源を入れたら問題ないのでそんなに気にしていませんでした。
今シーズン、その頻度が高くなり・・・ついに全く電源が入らなくなったのです。
ヒーテックの修理は半額で新品と交換
どうしようもなくなったので、販売元のリベルタさんに連絡し、アフターサービスを受けることにしました。
故障の修理は受付しておらず、保証が外れた故障品を送付すると定価の半額で新品と交換できるプログラムがあるのです。
違う商品に交換もOK
ヒートカーボンスポーツグローブを使用していたので、次は違うタイプのグローブにしてみたくなって訪ねてみると、大丈夫とのことでした。
そこで「ヒートレザーグローブ TYPE 1」に交換してもらうことにしたのです。
ヒートマスター「ヒートレザーグローブ TYPE1」レビュー
ビニールのようなやぎ革
アフターサービスを申し込んで、新しい商品が届くまで1週間。
故障品を送付して検品してもらい、故障が確認できれば代引きで新しい商品を届けてもらえます。
はじめて目にするヒートレザーグローブ。
ちょっと思っていたのと違いました。正直安っぽいんです。
やぎ革を使用しているのですが、普段使っている牛革のグローブと比べるとだいぶ薄い質感なんですよね。
悪く言えばビニールっぽい感じです。
グローブ単体の出来で判断すると、ヒートカーボンスポーツグローブのほうが質感がいいと思います。
サイズは小さめをチョイスしたほうがいい
以前、ヒーテックグローブは大きめの作りになっているので、ワンサイズ小さいものをチョイスしたほうがいいと聞いていました。
それで普段LLサイズのグローブを使用しているので、ヒートカーボングローブはLサイズを購入したのです。
結果、個人的にはそれでも大きく感じたので、インナーグローブを装着して使用することになりました。
電熱ウェアの特色として、身体により密着していた方が効果を体感できるので、よりタイトなサイズ選びが重要です。
ヒートカーボンスポーツグローブとヒートレザーグローブのサイズ展開は同じだったので、今回はさらに一回り小さいMサイズをチョイスしました。
右が普段使用している牛側のグローブ、サイズはLLです。
どうですか、指の長さはLLとほぼ同じです。
インナーの肉厚は結構あるので、素手で装着してみるとまさにジャストでした。
指を曲げると少し突っ張る感じがしますが、これぐらいのほうがいいはずです。
ヒートレザーグローブの「良いところ」
2015年のヒートカーボンスポーツグローブは2.4Aだったのですが、インナーグローブを装着しても、さらにサイズに余裕があったのであんまり暖かい感じはなかったのですよね。
ヒートレザーグローブの素手ピッタリ1.6Aは、それに比べると暖かいのです!
電熱ジャケットは「熱っ!」って感じまでなるので、グローブもそこまで期待したいところですが、これはなりません。
しかし、極寒でもほんのり暖かく寒さを感じることがなくなります。
そして、指が痛くならないというところはクリアしてくれています。
あと、やぎ革が柔らかいので指を動かしやすいですね。
ヒートレザーグローブの「悪いところ」
やっぱり安っぽいですね。
定価は税込みで36,000円ぐらいするものなので、もう少し安くするか高級感が欲しいところです。
サイズも合えばいいですが、合わないと効果が半減すると思います。
スマホタッチ対応ですが、これも微妙です。
大きいアイコンこそ反応しますが、文字入力などはできそうにありません。
また、スイッチのLEDが明るいので、夜間走行はちょっと恥ずかしいですね。
ヒーテックはヒートマスターへ
よくみると、ブランド名が「ヒーテック」から「ヒートマスター」に変わっていました。
ロゴマークも刷新されて、電熱ウェアも次の世代へと進化していくのでしょう。
「ヒートレザーグローブ」まとめ
ヒートマスター『12V ヒートレザーグローブ TYPE1』はちょっと安っぽいと思いましたが、ちゃんと暖かい電熱グローブなのでおススメです。
なんだかんだで電熱ウェアで重要なのはサイズ感ですね。
肌とできるだけ触れるような状態でないと効果が半減してしまいます。
できるなら試着してからの購入が好ましいですよね。
販売元のリベルタさんによると、商品が到着後に試着してサイズが合わなけば、送料は負担になりますが交換に応じてくれるそうです。
また、オーナーズクラブ会員に登録すると、1年保証が半年延長されるので、12月に購入なら2シーズンは安心です。
いぬくま!