バイクの魅力ってなんだろう?乗り続けるとわかってくること


ボクはバイクが好きだ。

行き先が決まっていなくても、走り始めたらすべてが楽しくなります。

走りながらその日の気分でなんとなく目的地を決めながら進むだけで、何故か最高に前向きな気分になれます。

この日も「東へ向かう」だけ決めて早朝に家を出ました。

3月に新区間が開通した新名神高速道路の宝塚北SAから高速に乗ります。

朝早いのでまだお店は開いてないようですね。宝塚歌劇場をイメージしたSAでとても人気があるそうです。総工費40億円だとか・・・。

新名神から名神高速道路に入り桂川PAで最初の休憩です。

ボクのバイクはアメリカンタイプ。大陸を横断するために設計されたものなので、真っ直ぐな直線の多い高速道路を走ると、とっても気持ちいいのです。

速く走ったり曲がるのは苦手ですが、直線は得意w

新名神の新しく開通した区間は、道路がまだ新しいのでとても走りやすく、最高の気分になっていました。

ところがまだ目的地は決まっていません。

雰囲気的に名古屋方面に向かう感じですねw

続いて草津PAに入ります。

ここで新名神に入るか、このまま名神を進むかの分岐点になります。

このときには日本海側で海鮮を食べたい気持ちが膨らんでいたので、北陸自動車道を進む選択肢を残すために名神をさらに東へ進むことにしました。

しばらく走って多賀SAに到着です。

ここで、地図とにらめっこして福井の日本海方面へ進路を決めました。

やっぱり今日は海鮮日和かなw

走りたいときに走り、休憩したいと思えば休憩する。

走り始めたら、誰にも何も言われず自由に走ることができる。

仲間と一緒に走るツーリングもいいのですが、1人のツーリングはとにかく自由が醍醐味です。

SAや道の駅とかでバイクを停めると、隣のバイクオーナーに高確率でお声をかけられます。バイクあるあるですw

この大きなバイクオーナーのおじさまは九州を旅してきて、これから富山へ帰られるそう・・・白バイみたいだ。

多賀を後にして名神から米原ジャンクションで北陸道へ入ります。

賤ケ岳SAにつきました。山間部なので空気が美味しい。

・・・小腹が空きましたw

ロッジスタンド?なにやら美味しそうなものが売っています。

名物?ロッジ焼きをいただきました。

うん、ふつうに美味しい回転焼きですねw

ボクの相棒はハーレーダビッドソン。

ダイナスーパーグライドというモデルです。自分好みの形にカスタムできるのもこのバイクの魅力です。

乗るのもいいですが、カスタムやメンテナンスを自分ですることでより愛着が湧いていきます。

極端な話、乗らなくても見てるだけで満たされますw

ガソリンタンクは自分の生まれ年に発売されていたハーレーのデザインを、オマージュしてペイントしてあります。

小ぶりなタンクに換装しているので、ガソリンをこまめに給油しなければなりません。

ここでガソリンを給油して、ここからは山岳地帯を抜けていきます。

北陸道で琵琶湖の東を北上し、敦賀ジャンクションで舞鶴自動車道に入りました。

敦賀で海鮮を食べようと思っていたのですが、舞鶴道に入ってしまったので敦賀ICで下りそこねてしまい、三方五湖PAに到着ですw

ここのPAでは三方五湖を展望できるスポットがあります、行ってみましょう。

・・・うん、一応見えますね。

三方五湖PAを後にして再び走り出しました。

そろそろ高速道路を下りないと海鮮にありつけません。

小浜で下りよう、舞鶴で下りようと考えながら・・・

いつの間にか西紀SAに着いてしまいましたw

ここまで来るともう家に帰ることで頭がいっぱいになり・・・

結局そのまま帰ってきましたw

早朝に家を出て、お昼過ぎには帰ってくるショートツーリングでしたが、しっかりと374キロ走っていました。

結局、高速道路をループしただけのツーリングでしたが、最高の気分転換になったのでした。

バイクで走ると自然と笑顔になります。

山間部や田舎道、海沿いの景色のいい道などを走ると「ヨッシャー」ってなるし、走りながら独り言をしゃべったり、大声で歌ったりもしますw

突然雨が降ってきてびしょぬれになっても、ヘルメットの中でにやにやしてたりするのです。

そんなバイク好き同士が集まって、一緒にツーリングへ行ったりバイクでの繋がりがうまれます。

目的のない旅でも、移動の行程そのものが楽しめるのです。

バイクの良いところは、身体全体でちょっとした気温や空気の質感の変化や匂いなど、すべてを体感しながら走れる事ではないのでしょうか。

夏はとにかく暑いし、冬は凍えそうなくらいの寒さの中でも、何故か不思議と乗りたくなるのです。

多分ボクが思うに、バイクを乗って走り出すと社会と一度引き離され、大自然と自分が一体になり繋がるものが体感できるのかもしれません。

この感覚は、乗り続けないと分からないのかも知れませんね。

とにかく、ボクにとってバイクは人生その物のような存在です。

 

いぬくま!