造形作家Seikoのホスピタルアートの世界で心和らぐ空間を創る


ここ数回は登録販売者ケアマネージャーの資格取得について投稿しました。

Seikoアートを世界へ発信するブログなのに、ケアマネージャーの投稿については、がっつり専門的なことを書いたのでSeikoのSの文字すら出て来ませんでしたw

しかし、これには狙いがあります。

実は造形作家Seikoは以前よりホスピタルアートに強い関心をもっています。

ボクと同じ治療家の人たちに、このブログ内の治療家に向けた記事を見てもらったついでに、他ページでSeikoアートに触れてもらえればそれだけでも意義があります。

そして、それがきっかけで造毛作家Seikoのホスピタルアートにも興味をもってくれる人がいるかもしれない・・・。

ホスピタルアートとは、白塗りで無機質なイメージがある医療機関の壁などに絵画を飾るなどして温かな雰囲気をつくり、アートを通じて患者さんが治療に前向きな気持ちになれるような環境づくりをすることです。

ホスピタルアートは北欧から発祥した文化で、スウェーデンなどのアートに対して先進的な国では、公共建築の新設や改築時に全体予算の1%をアートにあてることが法律で定められているそうです。

そして病院の建設に際しては全体予算の2%をアートにあてるという法律があるほど広く浸透しているんですね。

日本でも、新しい大きな病院や医院、歯科医院等の意識の高い治療院では、すでにその重要性にいち早く気づいて取り入れています。

明るい院内や外観にこだわるのはもちろん、実際に絵画などの芸術作品を掲示してホスピタルアートを取り入れている所も多くなってきました。

しかし、以前にもお伝えしたように、日本ではアートの考え方が諸外国と比べ遅れているので、まだまだホスピタルアートも浸透していないのが現状です。

このブログを通じて多くの治療家がホスピタルアートの重要性に気づき、患者さまにとってもっとやさしい、医療現場全体を明るい方向にするような意識改革と環境改善につなげていってもらえれば、と考えています。

実際にボクの治療所では造形作家SeikoによってSeiko作品を掲示し、日々ホスピタルアートを通じて患者さまを癒し続けています。

こちらはボクの治療所の待合室です。

患者さまにとって、無機質で慣れない待合室ではどうしても息が詰まります。

しかし、アートがあるとどうでしょう?

無機質だった空間が一瞬で明るくなりました。

アートは人を楽しませ、ポジティブなエネルギーを与えるものです。患者さまやそのご家族の方が、アートを見ることで不安や緊張感からから少しでも開放されればホスピタルアートとして成功です。

 

ボクが学生のころ、いろんな病院や鍼灸院・整骨院に見学に行くことも多く、大体の治療院では骨格標本や病状説明のポスターを壁に掲示するようなところが多かった印象です。

これが治療院に対してコワイ印象をうけることになり、ボクは苦手でしたw

これとかすごくコワイですよね。たまに使いますけどw

ボクも試しに施術室に骨格標本を置いてみました。

ここにあれば便利なんでしょうが、目立つところにあるとやっぱりコワイw

骨格標本や解剖図は病状を説明するときには重宝していますが、ボクはとにかくコワイので普段は患者さまの目に触れないところに隠しています。また、医療機器や検査器具等もできるだけ見えないように工夫しています。

アートを飾るとこれだけ印象が変わります。普段はこのスタイルで患者さまの施術にあたっています。癒されますね。

アートの明るい色彩は治療所内全体を心和らぐ空間へと改善させ、治療所への愛着を感じてもらえる効果もあると思います。

特にキャラクターは子供からお年寄りまでとても人気があります。

みんなを元気にさせる、そんな不思議な力がアートには秘められています。

造形作家Seikoのオリジナルキャラクターはホスピタルアートにとても向いていると思いませんか?

ボクは自身の治療所をホスピタルアートのモデルケースとして紹介することで、その効果を他の医療施設へも波及させ、造形作家Seikoのホスピタルアートの世界を広めていきたいと思っています。

 

にしても・・・解剖図ってコワくないですか?w

 

いぬくま!!