『ジュラシックシャーク』や『フランケンジョーズ』など、
お題は立派にパクっていても、内容はパクくりたいけどパクる技術はなかったサメ映画たち・・・。
お題をパクるぐらいでは、もう驚きもしませんw
これはサメの知能が発達してコミュニティーを形成し、サメが人間を支配する世界のお話なんだろうか・・・。
ついに会話するサメの姿をみることができるのだろうか・・・。
そんな期待を胸に視聴を開始しましたw
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目次
PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星
2016年 アメリカ
あらすじ
引用：パッケージより
時は近未来。
温暖化による氷河の融解の影響で、地表の98%が海に覆われていた。僅かな生存者たちは、海上に建てられた基地や船の上でなんとか生きながらえていた。
海中に沈む自由の女神
パニック映画あるあるの１つに、
「とんでもないシチュエーションの自由の女神」というのがありますね。
映画『クローバーフィールド』では自由の女神の頭部が吹っ飛んできましたw
『猿の惑星』を象徴するシーンでも登場。
猿が人間を支配する惑星にやってきた主人公が、自由の女神を発見してその惑星こそ地球の未来であることを知って終わるシーンは有名ですよね。
DVDのパッケージにこのラストシーンを採用するのはどうかと思いますが、インパクトは絶大ですw
もちろん『鮫の惑星』も例外ではありませんw
冒頭のシーンでは、海の中に沈む自由の女神が映し出されます。
サメの大群に襲われる海上都市
人口72人の海上都市が、サメの大群に襲われるシーンから物語は始まります。
爆破シーンぐらいは火薬使って欲しいところですが、どうやら海以外はＣＧです。
この大切なつかみのシーンに、本物と見間違うことのないCGをくらわせてくるのですｗ
謎の少女の登場
サメの襲撃を、不安な表情でみつめる謎の少女。
しかしその後、この少女は何をするでもなく一貫して物語の一歩下がった所で、この顔芸を繰り返します。
それは、最後までよくわかりませんでしたｗ
シェルターでサメの襲撃をかわす
シェルター？
聞きましたか？海上都市にはシェルターがあるようです。
習慣的にサメに襲われるんでしょう、さぞかし立派なシェルターなんでしょう。
少女はシェルターに逃げ込みますが、シェルターの外の人間はやっぱり襲われてしまいました。
襲われた人の手前を、サメが飛んでいるように見えますｗ
これには謎の少女も、開いた口がふさがらないようです。
海底火山を噴火させる
ここからはストーリーを説明するのもバカらしいので、割愛してどんどん進行していきましょうｗ
博士が「海底火山に電磁パルスビームを照射して噴火させる」という、とんでも案をドヤ顔で提案します。
もちろん博士の紹介は割愛。
海底火山を噴火させるのに成功するのだが、サメをやっつける作戦は失敗・・・ｗ
当然こうなるわけで・・・
大津波を目の前にして、船上にいる少女もこの表情・・・。
船上で口論になったりとそこそこ尺を消費して、割と簡単に大津波を乗り越えて次の作戦へと移行しますｗ
ロケット発射の電力をサメから抽出
海底火山を噴火させるために放った電磁パルスビームの影響で、研究所の電源がダウン。
ロケットを発射させることができません。
実際にサメには微弱電流を発する器官があるのですが、
本作のボスザメにはサメの大群を制御するために、超強力な電磁波が標準装備されています。
はい、強すぎて光っていますｗ
博士は「この電力を使えばいい」と、またドヤ顔。
「えいっ」と、これが博士。すごいでしょ？
棒（2本）をボスザメに突き刺して電源確保に成功します。
この後、海にドボンして博士は犠牲に・・・。
そして、このサメ電力を利用してロケット発射！！
6ヶ月後・・・最後もパクってます。
出典：映画『A.I.』より
これは、スピルバーグ映画『A.I.』の印象的なシーンです。
地球温暖化で海に沈むという設定は一緒でした・・・。
ロケット発射から6カ月・・・
少女は少し大人になり、この表情。
その視線の先には・・・
海に覆われたはずの自由の女神とビル群が・・・。
まさかのシリーズ化！！
待望の・・・というかまさかの続編が公開されていましたｗ
そこそこヒットしたのでしょうか・・・。
こちらが本家『猿の惑星 聖戦記』です。
訴訟大国アメリカで、今日もサメ映画は大暴れしていますねｗ
まとめ
これがサメ映画です。
情報が少ない！というかない！
Wikipediaすら出てこない『鮫の惑星』！
笑かしにくるのかと思いきや、割と真面目につくられた作品だったのでタチが悪い。
そもそもサメが支配する世界、だったのかは謎が残りますｗ
サメの文明もない、しゃべらない・・・もっとパクって欲しかったところですｗ
ボクは映画をレビューする際には、完全にはネタバレしないように注意しています。
この作品に関しては、みなさんが観なくてもいいように作品を紹介しておきましたｗ
いぬくま！