オフロード用のヘルメットって今まで無縁で、触ったことすらないんですよね。
最近では、アドベンチャーツアラーの人気が高まり、オフロードヘルメットをかぶっているライダーをよく見かけるようになりました。
そんなことを考えていると無性に欲しくなってネットを徘徊してると、あるヘルメットと出会いました。
ボクのハーレーに似合うヘルメットでオフロード用となると、ビンテージっぽいデザインになると思うのですが、
今回はそんなハーレーに似合う似合わないは置いておいて、気に入ったオフロードヘルメットを購入したので紹介します。
目次
ハーレーに似合うオフロードヘルメットとは?
ハーレーに乗っているバイカーでよく見る定番は、BELLやSIMPSONやBUCOといったビンテージオフロードヘルメットです。
ただ、ビンテージとなると中古になるので安全面や、なによりも衛生面で抵抗があります。
しかし、最近はビンテージモデルの復刻版ヘルメットが新品で手に入るので人気がありますね。
BELLヘルメットのMOTO3は雰囲気があっていいですよね。
SIMPSONのM30やM50も無骨な感じがオトコらしいのです。
SHOEIのEX-ZEROは、様々なジャンルのバイカーに大人気ですね。
造りもしっかりしていて、インナーゴーグルがついているのも魅力です。
このようなガッツリとエッジが効いたデザインのオフロードヘルメットで、シールドのついたモデルが欲しいのですが、ハーレーに似合うかどうか不安です。
1万円台で買えるオフロードヘルメットが超カッコいい!
THHの「TX-27」
そこで見つけたのが「THH」という台湾メーカーの「TX-27」というモデルでした。
インパクトのあるエッジの効いたデザインにシールドもついた快適仕様で、バイザーを外したら雰囲気も変わっていい感じ。
グラフィックはあまり好みではないのですが、単色のモデルはドストライクです。
これはお高いんだろなぁと思ったのですが、価格を見てビックリしました。
格安なんです!
先述したヘルメットの価格帯は4万~5万円ぐらいのものですが、THHのヘルメットは1万円台で購入できるので驚きです。
特にマットブラックはハーレーにも似合いそうで、コレに決めようとしていたところ、「TX-27」には各部をマイナーチェンジした「TX-28」という後継モデルがあることを知りました。
「TX-27」から更に進化した「TX-28」
『TX-28 マットオリーブグリーン』
バイザーの形状や、曇り止め効果のあるピンロックシートに対応したシールドなど、ツーリングの快適さを追求する細かいディティールを改良したモデル。
さらに調べていると、その「TX-28」でドンピシャなカラーリングのモデルと、ついに出会ってしまったのです。
バイクに似合う似合わないは置いておいて、気が付いたらポチっていましたw
「TX-28 マットオリーブグリーン」を買ってみた
おっと、割と雑に入っています。
ヘルメットなのに、緩衝材とかの概念はあまりなさそうですねw
じゃーん。
マットグリーンは、ミリタリーな雰囲気がプンプンしますが、最初に思ったのは軽トラの荷台の幌の色でしたw
エッジの効いたカッコいいオフロードヘルメット
モトクロスヘルメットのバイザーを外した状態は「ターミネーター仕様」と呼ばれているそうですが、これはガンダムでいうところの「ザク仕様」ですね。
このスタイルならハーレーやロード系のバイクにも似合いそうです。
個人的にはやっぱりバッキバキのサンバイザーをつけたスタイルが好みです。
シールドに見える2つのピンは、ピンロックシールド対応ということらしいのですが、肝心のピンロックシールドは別売りだったので、とりあえずスル―しました。
※後日、シールドが曇るので購入しました。
うしろからはこんな感じです。
シェルの素材は国産ヘルメットはFRP製が多いですが、こちらはABS樹脂製。
ちなみに海外メーカーなので、サイズは1サイズ上げたほうがいいとのレビューがあったので、普段Lサイズ(59cm)を使用しているボクは、XLをチョイスしてみました。
被り口は小さめなので1サイズ上げたほうがいい
チンガードもあり、被り口が狭いので確かに1サイズ上げないと厳しそうです。
被ってみるとXLでちょうどよかったので安心しました。
内装は着脱可能なので、常に清潔を保つことができます。
また、アゴ紐はラチェットタイプで、グローブをつけたままでも着脱がワンタッチで便利。
微調整もできるので締めすぎて苦しいなんてこともないのです。
カバーによるスタイルチェンジが可能
付属していたカバーは、シールドの可動部をカバーするもので、つけてもよしつけなくてもよし、ということみたいです。
カバーをつけるとこんな感じ。
気分によってバイザーやカバーをつけかえることで、スタイルをチェンジして楽しむことができますね。
日差しを軽減してくれるインナーシールドを装備
これもお気に入りのポイントなのですが、左サイドのレバーを動かすと、インナーのスモークシールドが下りてくるギミックがあります。
システムヘルメットにもあこがれていたので、インナーシールドをカチャカチャ出し入れするのが楽しいんですよね。
ただ、レバーとインナーシールドの連動がぎこちなく、方手で操作すると中途半端な出し入れしかできません。
また、肝心のスモーク具合は薄めでも日差しを軽減するのに必要十分なのですが、走行中にインナーシールドを使用しているのかしていないのかわからなくなる時がありますw
ちなみにサングラスをした状態でも、インナーシールドを下ろすことができますよ。
ベンチレーション機能は微妙
大きく開いた口元のベンチレーションは開閉可能なのですが、高速道路を走行中に開閉しても、そんなに変化はなかったので通気性能は高くないようです。
というか、そもそも密閉性能が高くないのかもしれません。
後部にも立派なベンチレーションもありますが、これもあまり大きな期待はしない方がよさそうですね。
このあたりの機能性が低いところが格安ヘルメットの悲しいところですが、カッコいいからいいのです。
※バイクのウインドシールドを外して走行したところ、口元のベンチレーションの効果は抜群でした。単純にシールドの効果が抜群だったようですw
「THH TX-28」まとめ
「T-X28」のデザインやカラーがハーレーに似合うかどうかは人それぞれですが、個人的にはアリだと思います。
とにかく気に入りましたw
ツーリングでの快適性も十分に担保されているヘルメットです。
格安ヘルメットということだけで、素材や質感を追求するバイカーには「見た目重視の雰囲気ヘルメット」と揶揄されるかもしれません。
ボクはジェットヘルメットを長く愛用してきたので、このデザインとフルフェイス系のヘルメットの快適さに大満足してしまいました。
いぬくま!