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道の駅「杉原紙の里 多可」
多可町加美区にある山間部のオアシス
道の駅「杉原紙の里 多可」は、国道427号線沿いにある道の駅で、ツーリングの休憩スポットとしても人気です。
山間部の静かな里に、木造平屋建ての質素な作りの建物が目印。
駐車場は大型バスも停めれるように広く、電気自動車の充電もできますよ。
夏は川遊びにキャンプも!優れた自然環境
優れた自然環境があるロケーションを備えていて、夏にはキャンプを楽しめるスペースも近くにあります。
道の駅のすぐ横に流れる杉原川では、川遊びを楽しむことができ、あまご掴み体験などのイベントも行われています。
このあたりは「加美」という地名なので、信州の上高地になぞらえて「かみ高地」としてPRされているのですね。
多可名物「播州百日どり」をメインにしたお店
建物の中では、多可町の物産品などを販売しています。
おしゃれな名前の「車留満(しゃるまん)」というレストランでは、播州百日どりを使ったメニューのお食事を楽しむことができます。
伝統の手漉き和紙「杉原紙」
杉原紙の里
道の駅から杉原川を挟んで、和紙博物館・和紙販売所・杉原紙研究所が見えます。
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杉原紙研究所では、実際に和紙を作る工程「紙漉き体験」をすることができます。
和紙の販売所「紙匠庵でんでん」
和紙博物館「寿岳文庫」
7世紀後半から始まった重要無形文化財「杉原紙」
和紙博物館では、歴史と伝統を誇る杉原紙に関連した資料が展示してあります。
ここに杉原紙のルーツが詰まっているのです。
和紙といっても、地域によっていろんな種類のものがあって、それぞれ歴史があったのですね。
道の駅「杉原紙の里 多可」まとめ
北播磨の加美区の北部に位置する杉原谷は、深い谷から冷たく澄んだ水が湧き出し、和紙の原料である「楮(こうぞ)」が豊富に自生する所でした。
その杉原谷の風土が育んだ、一千年の伝統を誇る手漉き和紙が杉原紙なのです。
一時途絶えていた杉原紙は、再びこの地で復活し引き継がれています。
道の駅「杉原紙の里 多可」は、山間部のオアシスだけではなく、今も生き続ける杉原紙の伝統を体験することができる貴重な場所なんですよね。
いぬくま!