城崎方面へ!
お盆も過ぎるとえらいもので、酷暑のピークは去ったと感じ取れるようになってきました。
ということで城崎温泉の近くにある竹野浜を目指して北上しました。
途中に寄った「道の駅やぶ」は鯉の里ということで、池にはたくさんの鯉が放流されていました。
Ten、初めての鯉。
あ、そうです。
今回の海水浴はTenも参加です。
1歳の息子とTenと行く海水浴ということで、どうなるかは未知数なのです。
弁天浜海水浴場に到着
そろそろ到着というところでこの近辺のいくつかの海水浴場を実際に目で確かめたところ、
弁天浜海水浴場というキャンプ施設が併設された浜辺が設備も整っていて、子連れにはよさそうだったので決めました。
キャンプ場となる松林を抜けると砂浜が広がります。
松林は木陰となるため、テントを設営してキャンプの準備をしている人がちらほらいました。
砂浜にはデッキがあり、海を間近に波の音を聞きながらなんて、
特別なキャンプが楽しめそうですよね。
灼熱の砂浜
我々は海岸の端のほうにポップアップテントとタープを設営しようと移動。
最近は涼しくなったかと思いきや砂浜のうえは危険なほどの灼熱地獄。
しかも設営道具を積んだカートの車輪は砂浜に埋まり、とんでもない苦行からの海水浴スタートです。
無事にテントとタープを設営できたのですが、日影ができたといえ家族全員熱中症になりそうな暑さ。
息子はラッシュガードを装備していますが、水に浸からなければただの長袖。
体温を下げるには今すぐ海水に入らなければと思い、波打ち際まで抱っこしていくのですが、
波の音に驚いて泣いてしまいます。
怖がる息子と強引に海の中に入るとトラウマになりかねないので、とりあえず衣服を湿らさないといけないと思い、
シャワーを浴びにいきました。
冷たい水の出るシャワーでしたが、機嫌よく浴びてくれて楽しそうだったので、そのまま波の少ないところへ移動したのです。
赤ちゃんにも安心な超浅瀬がある
岩場の近くは波が穏やかで水深も浅く子供用のプールのような場所があって、ここなら息子も大丈夫そうです。
波打ち際で滑らかになった砂浜の感触に慣れてもらってから、海に対して後ろを向いてバックしながらゆっくりと一緒に着水しました。
いつも一緒にお風呂に入るように水面をチャプチャプご機嫌さんです。
初めて海に入った息子にジーンとしながら、しばらく感慨にふけてしまいました。
息子はこれで良しとして、次はたいそうな毛皮をまとったTenの番です。
本能の犬かき
Tenもあまり波打ち際が得意ではなくすぐに浜の方へ行こうとするのですが、こっちも熱中症の危険が迫っていたのでそのまま海水にドボン。
海から出ようと犬かき全開でちょっとかわいそう。
でも可愛い。
そのまま抱っこして全身が浸かれる水深の深いところまで行くと、観念したのか抱っこされたままゆっくりと犬かきしながら泳いでいました。
水面には抜けた毛がシラスのように広がり、体温が下がるまでしばらく一緒に海を満喫したのです。
海から出たあとは日陰で涼しくなった砂浜の上で、扇風機の風に揺られながら海水浴にはしゃぐ人たちを眺めていました。
しばらくすると涼しくなってきたので、海の生き物を観察する時間に突入です。
海の生き物を捕まえよう
素早く動く魚は捕まえられそうにありませんでしたが、カニやヤドカリやエビなんかは捕まえることができました。
しばらく子供の頃にもどったように海面とにらめっこ。
その頃息子は従兄弟のお兄ちゃんと一緒に浮き輪でプカプカ。
なんかいいなぁ~、
とシミジミと噛み締めながら、初めての楽しい海水浴を満喫したのでした。
10~20代ぐらいの若いときは夏になると毎年のように海水浴へ行ってましたが、ここ10数年はさっぱりでした。
息子が生まれてからは、再び色んな経験を追体験できるようになってワクワクが止まりません。
夏がこのまま終わってしまうのがもったいない、
オジサンになった自分はそう思うのです。
昔とちがって今の夏は暑過ぎて熱中症の危険も伴いますが、勉強して安全に楽しみたいですね。
いぬくま!