「宅急便」は身近な宅配サービスとして、ほぼ毎日お世話になっています。
先日、大物の荷物を送らなければならなくて、梱包方法などを調べていると「ヤマト便」というサービスがあることをはじめて知りました。
なんとなくその名称を聞いたことはあったような気がしますが、
「ヤマト便」=「ヤマト運輸」+「宅急便」
というイメージだったので、ただの宅急便の愛称ぐらいだろうと思っていました。
目次
宅急便で大型の荷物を送れる?
兵庫県からとある「ブツ」を、千葉県へ発送するためにいつものように「宅急便」を利用しようとしました。
そのブツは、高さが120cm(縦・横・高さの合計210cm)もあり、重さは31kgの大物。
宅急便は梱包のサイズによって料金が変わり、これだけの大物を発送するのは初めてだったので、とても不安になりましたw
そこで宅急便の規定を調べてみることにしました。
160サイズ超える荷物は送れない
宅急便の規定は、縦・横・高さの合計が160cm以内、かつ重さが25kg以内、だそうです。
いわゆる160サイズ以内の荷物は、宅急便で送ることができるのですが、それ以上でも送れるものだと思っていました。
つまり、今回発送しようとしているブツは、縦・横・高さの合計が210cmで31㎏なので送れないのです。
宅急便の規格を超える荷物は「ヤマト便」で送れる
宅急便に対してヤマト便の規定はこうです。
縦・横・高さの合計が200cm以内(高さ170㎝以内・縦100㎝以内・横100㎝以内)、かつ重さが30kg以内。
自分の無力さに打ちひしがれながらも、今回のブツを少し分解すると2個の荷物に分けることができることを思いつきました。
2個口になりましたが、それぞれヤマト便の規定に収めることができることができたのです。
気になるヤマト便の料金は?
料金は、荷物の「総重量」と「お届け先のエリア」によって決まります。
ちなみに、宅急便では「サイズ」と「お届け先のエリア」で決められていましたね。
ヤマト便の「総重量」とは、計測した「実重量」と容積換算(下記参照)で算出した「容積換算重量」と比較して重い方が採用されます。
※容積換算重量(kg) = 縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280
今回の総重量は、容積換算重量が採用され、荷物2個で80㎏だったので、兵庫県から千葉県までは4,082円となりました。
ヤマト便の上限サイズを超えた場合は「らくらく家財宅急便」
ヤマト便でも送れない荷物は、ヤマト運輸グループ会社であるヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」で配送ができる場合があります。
ほぼ引っ越しレベルの発送になるのですが、まだまだ方法はあるみたいですね。
「宅急便とヤマト便」まとめ
完全に忘れていたのですがそういえば以前、車のホイール付きタイヤをヤマト便を利用して発送したことがありましたw
それでも宅急便とヤマト便がごっちゃになっていて、今までそのサービスのことを忘れてしまっていたのです。
今回ふと思ったのですが、複数口の荷物を送る場合は宅急便を利用するよりも、ヤマト便で送った方がお得な場合がありますよね。
例えば宅急便で160サイズの荷物を5個ぐらい送る場合、ヤマト便で送った方が安くなります。
料金の計算方法がややこしいので面倒なのですが、場合によっては普段はあまり使わないヤマト便を利用するのもいいかもしれませんよ!
いぬくま!