えべっさんで親しまれる、えびす神社の総本山西宮神社。
毎年1月10日に行われる福男選びのレースは有名ですね。
出典:https://nishinomiya-ebisu.com
平成最後のレースを制したのは、イケメン消防士さんでした・・・。
これは、ボクにとって15年以上続く、正月慣例の行事となっているのです。
目次
十日えびすとは?
出典:https://nishinomiya-ebisu.com
出典:西宮神社
福笹とは?
縁起物のついた笹
福笹は十日えびすで販売される縁起物で、笹に小判や米俵などの縁起飾りをつけたものです。
惰性で続けている習慣との決別
福笹を返納して、お参りして、福笹を購入する
という無限ループ。
実は、その数年前から「福笹を返納しに行かなくてはいけない」と感じることが強くなってしまいました。
十日えびすで商売繁盛の神様にお祈りすることで、周りのひとに支えられていると実感し、今の環境があることに感謝することは大切なことです。
その気持ちは変わらないのですが、
「十日えびすへ行く」ということが苦行と感じるようになった今、
この習慣はボクにとって必要のないものかもしれないと考えるようになったのです。
毎年「今年で終わりにしよう」と思いながらも、
終わりにしてしまうと仕事も終わってしまいそうな気がして、再び福笹を手に帰るのでしたw
今年こそは「平成最後で卒業しよう」と行ってきました。
西宮神社へお参りに行く
混雑をさけて参拝
毎年9日10日11日と、大抵どこかに休日が入るのですが、
今年は水木金と、すべて平日でしたね。
えびす期間中の土曜日や日曜日の西宮神社はものすごい人で溢れ、
周辺道路の通行規制や、境内への入場制限に加えて本殿までかなりの時間がかかります。
それも「ご利益のためなら時間をかけてでも参拝しなければならない」と信じていたのですが、数年前にあきらめましたw
11日金曜日の20時ごろに到着!
まぁ残り福だし平日だし仕事終わってから行っても空いてるだろう、と思っていたのは大きな間違いでしたw
交通規制はもちろんですが、嫌な予感が・・・。
出口側でこの人だかり・・・やってしまいました。
来る時間が早すぎましたw
正面入り口前の人だかりがわかりますか?
当然、正面にいきなり行けるはずもなく、商店街をぐるっとまわって正面へ向かいます。その間びっしり人だかり・・・。
なかなか前へ進めません。
入場規制しているので、ここでも数十分待たされます。
いよいよ赤門より境内へ
やっとの思いで正面入り口「赤門」に到着しました。
前日の10日の6時にここが開門して、福男レースが開催されましたね。
赤門をくぐっても前へはなかなか進めません。
福笹を返納
さぁ、福笹を返納しますよ。
これが最後になるかな。
近くて遠い本殿
出典:https://nishinomiya-ebisu.com
本殿までは200メートルぐらいですが、とにかくこの人混みです。
ゆっくり数歩ずつ前へ進む感じです。
このまま帰ろうかと思いましたが、最後になるかもしれないので感謝を込めて本殿だけは行っておこうと思いましたw
それでもみなさん、楽しそうですね。
ボクは一人なのであまり楽しくありません。苦行ですw
福笹を入れる竹筒を実演販売されていました。
このように屋台を見ながら進む感じですね。
白馬もいました。
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社務所が見えてきました。もうすぐ本殿です。
ここのカーブは、福男レースの際によく転ぶポイントですねw
いよいよ本殿へ!
ついに本殿が見えてきました。
白いはたきで厄を落としてもらい、中へ進みます。
やっとです。
ここに来るまでの過程が、忍耐が、ボクたちを成長させますw
しっかりとお祈りしておきました。
大マグロの奉納
鯛をかついだ「えべっさん」にあやかり、鯛や本マグロが奉納されています。
これに硬貨をはりつけるのですが、お札もたくさんはられていました。
さぁ、本殿を後にします。
福笹はどうする?
ついに決断の時が来ました。
昨年はここで迷ったのですが、気がつけば福笹を手にしていましたw
今年は平成最後です・・・卒業です!
えべっさんは全国で行われていると思っていたのですが、関西を中心とした神事だったのですね。
謎のおばけ屋敷
いつも違和感を感じてしまうのですが、おばけ屋敷があるんですよね。
神様にお参りしておばけ屋敷のながれ、ボクは気持ちの整理がついていけませんw
1時間30分の長い参拝になりましたが、充実した時間を過ごすことができました。
まとめ
十日えびすへ福笹を求めに行くのは今年で卒業しました。
決して十日えびすの習慣がよくないとかではありません。
いままで「えべっさん」が支えてくれた感謝は忘れずに、
卒業したことでこれから新しい習慣をはじめるきっかけになると信じています。
また気持ちを新たにして参拝したいと思います。
いぬくま!