4月ぐらいから視察きていたツバメさん。
5月のはじめに巣に入居して、今日ヒナが巣立ちました。
去年はいぬくま美術館で、巣作りから巣立ちまで追い続けましたが、
今年は気が付けば巣立っていましたw
目次
令和生まれのツバメ、無事に巣立つ。
去年巣立ったツバメが帰ってきた!?
毎年、親ツバメがやってきて治療所の軒先で子育てをします。
今年やってきた親ツバメは、
去年巣立った子ツバメ(オザピヨ)だったのでしょうか?
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画像ではわかりにくいのですが・・・
というか確認のしようがないのでわかりませんw
ただ、ツバメの足に輪っかをつけて調査した結果、
親ツバメは次の年もほとんど同じところに戻ってくるということがわかっているらしいのです。
その調査によると、ツバメは巣をつくる地域を決めると、
生涯その場所を変えることはないそうです。
つまり、親ツバメは今年も同じツバメの可能性がありますね。
去年巣立ったオザピヨは、違う土地で子育てをしていることでしょう。
少し遅いツバメの子育て
治療所は駅の近くにあります。
駅の構内にあるツバメの巣では、3月下旬ぐらいから親ツバメが子育てをはじめていました。
その頃から、治療所にずっと残されている築5年ぐらいのツバメの巣の様子を見にきているツバメがいました。
実は、去年はその小さい巣に4~5匹ぐらいの子ツバメが生まれて、
成長するにつれて巣が半壊してしまったんですよね。
駅の子ツバメが巣立った5月、少し遅めですが治療所にも本格的にツバメがやってきて、
巣のリノベーションが始まり、みるみるうちに立派な巣が出来上がりました。
そして、夜になると2羽のツバメが寝泊まりするようになりました。
気がついたら産まれてた
5月のはじめから住み着いたツバメでしたが、
ヒナが産まれる気配がありませんでした。
毎年、巣の下にタマゴの殻が落ちることで、ヒナの誕生を知ることができたのですが、
今年は待てどもそれがありません。
と、思っていました。
6月になり、患者さまの「ヒナかわいいね。」という言葉で気が付いたのですが、
結構大きくなったヒナというか、
すでに子ツバメにまで成長していた姿のヒナと出会いましたw
またどこかで会おう
だいぶ大きくなった子ツバメ。
もう飛べるはず、というか飛んでいきましたw
と、思っていると巣が空っぽになっていましたw
頑張れ令和生まれ!
令和生まれの特徴
– 社会人としての自覚がない
– 周りがよく見えていない
– 常に受け身
– すぐ泣く
– 赤い— Ron Tajima (@longjie0723) 2019年5月1日
これから自分でエサをとったり、海を渡るのために飛ぶ力を強くしたり、敵に狙われたりと、
これから子ツバメには多くの試練が出てくることでしょう。
無事大きく大きく成長して、
また日本のどこかに戻って来てくれると嬉しいなと思います。
令和生まれのツバメ、無事に巣立つ。まとめ
ツバメは渡り鳥で、色々な環境を察知する能力をもっています。
居心地の良いところを選んで巣を作るわけなので、治療所を選んでくれるのはとてもうれしいことです。
確かに、自然の摂理に適った場所は風水的にも良いみたいですし、
ツバメの巣ができると縁起がいいと言われますよね。
今年も無事に巣立ってくれて「ありがとう」の気持ちであふれましたw
いぬくま!