ここは西宮市なのか、本当は違うんじゃないだろうか・・・
船坂は、まぎれもない西宮市で、市の北部にある里山エリアです。
廃校跡の木造校舎やかやぶき屋根の古民家など、郷愁を誘う風景がひろがります。
ここではゆっくり流れる時間を、吹き抜ける風の中に感じることができるのです。
六甲山麓にあり、近くには有馬温泉もあります。
気になるレストランやカフェなどのお店も結構あって、ボクの中でいまアツい場所なんです!
この日も三田方面から県道82号線を盤滝トンネルに向かって走っていると見えてきました。
前から気になっていた大きな白い蔵の建物です。
ボクは今まで何度も通り過ぎていたことを後悔することになります。
ふと和食が食べたくなり、え~いっと左折して駐車場にはいると、すでにたくさんの方が来店されていました。
こんな大きなお店だったんですねw
駐車場はとても広く自由に停めることができます。
お店の北側と南側に広い駐車場があります。ほとんどの方がこの北側ではなく入口正面の南側に停めておられました。
では正面から。
うどんの『すじかま』さんです。
古い蔵屋敷風の建物。綺麗なので決して古い建築ではなさそうです。
入り口横の待機所でみなさん順番待ちをされておられます。
ボクたちもエントリーします。
結構・・・雑?
店内で待てる感じではないので外の待機所で時間を過ごしました。
う~ん、雑w
でもお茶のサービスやうちわの貸し出し・・・
暑い日はミストを浴びることができるみたいですね。
この日は割と涼しかったのでミストの噴射はなく、日陰でまつこと20分ぐらいでした。
店内に入ると天井が高く、広くて開放的です。
梁が見える天井でいかにも本格的な雰囲気が漂っていますね。
早速メニューを見てみましょう。
おや?ひょっとして・・・
「すじ丼」と「釜揚げうどん」で『すじかま』なんだw
ボクはせっかくなので「すじかま」さんをいただくことにしましたw
ということで、すじ丼(小)と釜揚げうどんを注文します。
脇にある手書きの小冊子で、メニューの説明を見ることができます。
はい、ボクはじめてです。
そもそも釜揚げうどんって食べたことないんですよねw
いわゆる「つけ麺」ですよね?
厨房のほうをちらちら見ながらゆであがるのを待ちます。注文をうけてからゆでるので少々時間がかかるそうです。
その間に出されたお漬物をまず頂きます。
割りばしに焼き印が入れられていてそれだけで期待度が高まりますねw
すじかまさんのお料理は、丹波立杭焼の陶器で提供されます。
すべて市野勝先生の作品だそうです。こちらで陶器の購入も可能です。
そういえば以前紹介したヤマトカフェは、この丹波立杭焼の里にありましたね。
さぁ来ましたよ~
きつねうどん ¥940
季節ごはん ¥450
釜揚げうどん ¥980
すじ丼(小) ¥450
はい、全部美味しそうですw
これが釜揚げうどん。このまま直接いただくのではなくつけ麺にしていただくのですよね。
お料理が運ばれると二人掛けの席では少し窮屈です。いろいろとこぼさないように注意をはらいましょう。
それではおつゆの入った出汁つぼをもって器に注ぎます。コレけっこう重いです。
出汁つぼの縄の取っ手をつかんでもうまく持てません。片手では無理です。
それならばと席を立ち、店員さんのように両手を使って直接出汁つぼを持ちます。
熱くて持てないw
・・・なんとか注ぎました。
ショウガを自分ですって
天かす入れて、ネギ入れて・・・
あきらかに濃い。これでいいのかな?
しょう油ベースの濃いおつゆです。薄めなくていいのかと思うほどの濃さ。
麺は太目です。麺は小麦粉の香りがよく感じられ、食感は非常にもっちもち。
固すぎるということはないのですがかなりの噛み応えがあります。
これが濃い目のおつゆと絡めていただくとちょうど美味しいんです!
ところで食べ方あってます?
美味しいからあってますよね?w
途中でこの「鬼の涎」というとても気になるモノを入れます。
オニのヨダレ??
これは唐辛子ベースの薬味ですね。ユニークなネーミングですw
ちょっとおつゆにいれただけでも、ピリ辛になってさらに濃いお味になります。
続いてすじ丼もいただきます。すじ丼とははじめてです。
食べた瞬間「また絶対来ます」となりましたw
こちらも濃いめの味付けですがすじ肉の甘くて柔らかい食感とあいまって、一瞬でファンになってしまいました。
すじ丼(小)を注文した乙女な自分を恥じました。次からは男らしく(小)なんて言わないと誓いますw
まわりをみてみるとこのすじ丼だけを注文されている方も結構いらっしゃいました。
すじかまさんは以前に紹介した「山のパン屋 ダディーズ・ベーカリー」さんのすぐ近くです。
営業時間:11:00~21:00(L.O20:30)
元旦以外は無休
すじかまさんで今回いただいたお品は全体的に濃いめの味付けで、がっつり食べたい人向けだと思いました。
関西ではあっさりと繊細な感じのお蕎麦やうどんを食べることが多いので、いい意味で「雑」な感じが新鮮でした。
この味は女性はもちろん、特に男性はみんな好きになるんじゃないかな?
前からお店の存在は知っていたのですが、あ~っもっと早くきておけばよかったな~w
いぬくま!