介護支援専門員(ケアマネージャー)実務研修において、研修の講義の内容についてどれくらい理解できたか?という自己評価をするシートがあります。
研修日ごとに4段階で自己評価をするのですが、恥ずかしながら講義の内容がおおむね理解できたという科目はありませんでした。
ほとんどが講義内容の一部が理解できなかった、ということで自己評価は低くなってしまっています。
今日で介護支援専門員の実務研修は14日目(後期6日目)ということで、いよいよ残すところ2日間になるのですが、このままでは実務に就くのは難しい状況ですね。
しかしながら、講義毎にインプットした情報を、このブログでアウトプットする作業は、今後の学習課題を探る上でも、とてもとても有効な手段でした・・・。
そんな自画自賛?でいつもの研修レポートを始めていきたいと思いますw
目次
介護支援専門員(ケアマネ)実務研修 後期6日目
後期4日目に学習した、脳血管疾患に関する事例について、昨日に引き続き6人のグループワークで学びを深めます。
また、実務研修の全体の学びを踏まえ、アセスメント及び居宅サービス計画等作成の総合的な演習も行っていきます。
ケアマネジメントの展開(演習編)
脳血管疾患に関する事例
介護が必要となる主な原因は、脳卒中、認知症、運動器の障害などがあります。
特に、脳血管疾患は発症すると後遺症が残ったり寝たきりになる可能性が高く、
症状が深刻になると、介護する家族に大きな負担がかかったり自宅での介護が困難となるケースも少なくないですよね。
半身の麻痺や、言語障害などの後遺症が残った場合は、リハビリに取り組み、機能回復を図ります。
本人の意欲によっても予後が大きく変わるので、モチベーションを保つ工夫や、
再発率も高いので、薬の服用や生活習慣をどのように居宅で改善していくかを、ケアマネジメントするのがポイントとなります。
アセスメント及び居宅サービス計画等作成の総合演習①
いよいよ実務研修の仕上げにかかってきましたw
脳梗塞で倒れて入院した女性が、左半身に麻痺の後遺症がある状態で退院して、居宅で生活するにあたってケアマネジメントする事例について、
インテークの場面から、利用者さんについて知りたい情報や、なぜそれを知りたいのかを、個人ワークで記入していく作業をしました。
アセスメントシートより、さらに利用者の理解を深めるために知りたいことをどんどん書きだしていくという、なかなかつらい時間でしたw
最終的にグループで、居宅サービス計画書を作成して全体で発表するというワークを行いました。
個人的には、居宅サービス計画書と馴染みがなく、いまいち記入方法がピンとこないのですが、
グループでは、普段から業務で居宅サービス計画書と触れている方がどんどん引っ張ってくれましたw
最後のご近所ツアー
お好み焼き・定食の「杉の子」さん
いよいよ研修会場の近辺を探索するコーナー、今回が最終回ですw
兵庫県福祉人材研修センターの近辺には飲食店があまりないので、お昼はお弁当を持参される方が多いみたいです。
会場のすぐ向かいには「杉の子」さんという、お好み焼きの定食屋さんがありました。
地元の方に愛されているようなお店で、鉄板のカウンターで、目の前でお好み焼きや焼きそばを焼いてくれます。
極彩色の中国寺『関帝廟(かんていびょう)』
その「杉の子」さんから見える、ちょっと気になる建物があったんですよね・・・。
神戸マリナーズ病院の奥に見える、極彩色の建物。
寺院っぽいので、なにかの宗教施設だとは思っていたのですが、研修が終わる前に確認しておこう、ということで行ってきましたw
お、おう・・・。
明らかに中国です。
な、なるほど、これは中国のお寺です。多分。
入っていいのかな・・・?
勇気を出して一歩足を踏み入れると、三国志っぽい顔抜き看板。
この看板が敷居を少し下げてくれたのですが、誰もいなくて、なんとなく中国語が聞こえるような気がして、場違いな感じがあふれてきました。
看板の文章を読んでみると、ここは三国志に出てくる英雄「関羽」を祀ったお寺のようです。
圧巻だったのはこの「龍門」という木彫りの門。
素晴らしい細工が施された芸術品です。見慣れない建物も興味深いのですが、やはり神聖な場所なので踏み入れていいものか悩みました。
中国の寺院は生まれて初めてなので、どのような作法が正しいのかわからず、そもそも入っていいのか不安だったのですが、
おそるおそるこの立派な龍門をくぐってみました。
う~ん。
ジャッキーチェンが出てきそう。
朱塗りの門と、屋根に二頭の青い竜が向かい合っているのが本堂のようです。
神戸には華僑の人が多いので、このような寺院があるんでしょうね。
※後日記事にしました。
【関帝廟(かんていびょう)】神戸にある中国の寺院へ行ってきた
「研修の総仕上げ!」まとめ
グループワークでは、鍼灸師・柔道整復師として自分の視点と、他の専門職の方の視点の違いを知ることができて、毎回興味深い体験ができます。
ケアマネジメントは、ケアマネージャーが多職種と協働して行っていくものなので、このグループワークでの体験こそが、実務研修の最大の目的なのかもしれません。
次回(7月22日)が実務研修の最終日なので、いよいよサービス計画書を作成するなど総仕上げの段階に入りました。
それとは裏腹に、ケアマネージャーとして全く仕上がっていない自分に焦りを感じていますw
いぬくま!