「犬熊」という地名が存在しているのを知っているでしょうか?
で、おなじみの当ブログ「いぬくま美術館」とは全く関係のない、その「犬熊」は福井県の小浜市にあったのです。
いつか行ってみたいとは思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。
今年も残りあとわずか。
バイク乗りとしては、キチンと乗り納めをしなければなりません。
そもそもこんな寒い時期にバイクに乗るなんて、趣味ではない人からすると奇行にしか見えないかもしれませんが、
そんな乗り納めの目的地に選んだのが「犬熊」なのです!!
目次
犬熊までツーリングへ行ってきた話
福井県まで思い出の下道で・・・
高速道路で一気に福井県まで行こうと考えていたのですが、やっぱり下道で行こうと思って、川西ICから国道173号線を使って北上することにしました。
なぜなら、自動車免許を取得して間もない頃、よくこの道を使って福井県へ海水浴に行ったことを思い出したのです。
あの頃と全く同じ道をたどりながら、国道173号線から国道27号線、そして府道1号線で小浜市を目指しました。
きのこのテーマパーク「きのこの森」で休憩
この海へと続く道程がとても長く感じて、それがまた楽しかったのですが、おっさんと化した今は無心&ノンストップで「きのこの森」までやってきましたw
昔は「きのこの森って~」と友人とゲラゲラ笑いながら通過していたものですが、今となっては貴重な休憩スポット。
きのこでも栽培してるところかと思ってたのですが、立派な公民館がありました。
公民館の前に植えられている木は、ニュートンが重力を発見したリンゴの木の子孫らしいです。
謎のコンセプトに戸惑いながら建物の奥を見てみると、ここは巨大な公園ということがわかりました。
奥には、謎の巨大なキノコの塔がそびえたっています。
そのキノコを目指して進んでみると案内所があったのですが、月曜日は休園日でこれ以上奥へは入れません。
キノコの塔から大きな滑り台が見えますね。
どうやらここは、様々な活動のできるキノコのテーマパークだったのです。
犬熊ってこんなところ
山と海に囲まれた小さな漁村
きのこの森があるのは福井県おおい町で、犬熊のある小浜市はすぐ隣です。
あれよあれよで「犬熊」に到着しました!
福井県小浜市では、若狭湾に沿っていくつかの漁村があり、犬熊もその一つのようです。
犬熊区の地図によると15世帯が暮らしていて、裏は山で犬熊海水浴場と面する小さな漁村みたいですね。
ひょっとしたら今はもっと世帯数は少ないのかもしれません。
ちなみに、地図の右奥にある得良神社には狛犬がいないとか。
駐車場は広く、夏にはこの小さな漁村「犬熊」に、たくさんの海水浴客が来るのでしょう。
では海岸へ行ってみましょう!
観光スポット「犬熊海水浴場」
奥には半島が見えるので、内海になっていて波は穏やかです。
沖ではフグの養殖をしているみたいですね。
浜の長さは300メートルぐらいで、海水浴にちょうどいい広さ。
奥には岩場も見えるので、釣りをするのにもいいのでしょうね。
砂利が多い砂浜です。
冬なので砂浜の清掃はされていません。
ちなみに人の気配も全くありません。
ゴミのほとんどは、あちらの国からの漂着物のようです。
出典:https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=336
夏はこんな感じだそうですよ!
今年の走り納めはいつものルートで
犬熊がどんな所か知ることができて大満足だったのですが、走り納めはまだ半分です。
日本海方面へツーリングに行った帰りに、いつも使う下道のルートで帰ることにしました。
まずは名田庄まで来ました。
お蕎麦を食べて、再び南下します。
周山街道をこえてバイカーの聖地、美山で休憩。
美山から日吉の間で夕立に遭遇し、びしょ濡れに・・・。
今年もよく雨に降られましたw
ツーリングの締めは、道の駅「いながわ」で。
このあたりの京都や丹波篠山のルートは、今年もたくさん走ったような気がします。
17時を過ぎたぐらいですが、日が暮れてしまいました。
「犬熊」まとめ
ずっと気になっていた「犬熊」に、ついに行くことができました。
というか例年ならこの時期は積雪の問題があるので、日本海側はバイクでは来ることが無かったのですが、全然大丈夫でしたねw
「いぬくま」の大きな看板がありましたが、犬熊は正式には「いのくま」と呼ばれているそうです。
結局、地名の由来はわかりませんでした。
また、犬熊には小さな村落社会における、少し特殊な慣習があるようです。
村にある狛犬のいない神社に何か秘密がありそうな気がするのですが、情報がなくそれ以上は調べることはできません。
なんだか不思議な犬熊。
冬の日本海は何か哀愁が漂っていて、それがまた美しいんですよね。
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いぬくま!