Yahooニュースをボ~っと見ていると、こんな記事をみつけました。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/
クマムシといえば以前、昆虫宇宙人説でアツく語ったことがあるハイスペックすぎる地球上の生き物です。
月面にクマムシが生存しているはずがないのですが、これは「その可能性がある」というニュースです。
調べてみると、月に託した人類再生計画なんてことを、アメリカではなくてイスラエルの探査機が行っていた、とのことだったのです。
目次
月に放たれたクマムシ。月面探査機で人類再生計画が進行していた!?
イスラエルの民間探査機が月面着陸に失敗
出典:https://www.cnn.co.jp/
今年の4月に、イスラエルの探査機が、世界で初めて民間主導の月面着陸に挑んでいたそうです。
月までは行くことができたのですが、直前で着陸に失敗して墜落。
着陸成功すれば、米国、ソ連、中国に続いてイスラエルが4番目になるはずだったのですが、それでも民間主導で月まで行けたことは快挙だったようです。
中東のシリコンバレー「イスラエル」
出典:googlemap
個人的にイスラエルというと「政治・国際問題を抱えていて不安定そう」というイメージなんですが、
昨今のハイテク分野産業の躍進から、ハイテク国家という側面もあるそうです。
そんなイスラエルでは、中東諸国に先んじて1983年にイスラエル宇宙庁を設立。
ナスダック上場企業は、アメリカ、中国に次いで3位となり、中東のシリコンバレー・第二のシリコンバレーとも言われているんですね。
ノアの箱舟計画
イスラエルの民間による月面着陸の挑戦、ということだったのですが、この探査機にはあるモノが乗っていました。
それが、数千匹の脱水状態にさせたクマムシだったのです。
クマムシは脱水状態になると無敵になり、真空でも放射線を浴びようとも100年ぐらい耐える地球最強の生物ですw
出典:https://www.cnn.co.jp/
探査機にはクマムシのほかにも、wikipediaに掲載されている地球に関する3000万ページ分の情報を記録したディスクや、人間のDNAサンプルなどが搭載されていたそうです。
一体なにをしようとしてたんだ??
実はこの探査機、月面に着陸して月を調査するだけではなく、タイムカプセルも兼用していて、探査任務が終わったらそのまま未来永劫月面に置き去りになる予定だったのです。
これは地球が滅びた遠い未来に、宇宙人がこれを回収して地球の生物を蘇らせる計画なのかもしれませんね・・・。
しかし、それも墜落してしまったので、すべて破損してしまったのでしょうか。
月のクマムシは生きている?
乾燥状態(仮死状態)なら、衝撃にも高気圧にも高熱にも絶対零度にも耐える微生物クマムシ。
宇宙空間でも生存可能なので、おそらく乾燥状態のまま月にクマムシが放たれた可能性は高そうです。
そう、月の環境下ではクマムシは生き返れないのです。
しかし、数千匹のうちの1匹でも進化して、月の環境に順応する個体が現れたらどうでしょう?
月の重力は地球の1/6です。
天敵もいなさそうなので、月で恐ろしく強大化して進化したクマムシが、地球に帰ってきたりでもしたら大変じゃないですか・・・。
「月に放たれたクマムシ」まとめ
う~ん、墜落はわざとだったりしてw
実はこれが計画通りで、わざと探査機を墜落させてクマムシを放出していたとしたら、とんでもない事件ですよね。
そもそも、考えてみたら地球の生物誕生の由来も、こんな感じだったのかもしれません。
本来はイスラエルの民間主導の月面探査機のチャレンジなんでしょうが、想像は膨らむものですねw
いぬくま!