鳥取県までバイクで行ってきました。
まだまだ真夏の暑さが残る9月、コロナの影響で3月以来の半年ぶりのツーリング。
近場をバイクで走らせることはあったのですが、遠くまで思う存分に走ることができて気分爽快です。
兵庫県から鳥取県はちょうどいい距離で、ひさしぶりのツーリングにはぴったりなんですよね。
目次
国道29号の道の駅をたどって鳥取砂丘へ
国道29号線の道の駅をめぐる
中国道に入り、いつもの赤松PAで休憩。
朝食をとりながらここで行き先を考えるのが、ボクのツーリングスタイルです。
今日はすでに「鳥取砂丘は行く」と決めていたので、おおまかなのルートの確認をします。
鳥取へは鳥取自動車道を利用すればすぐに行けるのですが、ここは山崎ICから下道(国道29号線)で鳥取砂丘を目指すほうが面白そうです。
このルートを選んだのは、走った記憶があまりないのと、道の駅が多くて楽しそうという単純な理由なんですよね。
兵庫県と鳥取県を結ぶ国道29号線
山崎ICで中国道を下りて、ここから国道29号線に入り鳥取県を目指して北上していきます。
国道29号線は、兵庫県姫路市から鳥取県鳥取市にいたる一般国道。
兵庫県側では、因幡街道。
鳥取県側では、若桜街道または播磨街道と呼ばれています。
揖保川などの沢沿いをずっと走る感じの、気持ちのいい快走路ですよね。
風のパワースポット「伊和神社」
道の駅「播磨いちのみや」
道の駅「播磨いちのみや」へ到着しました。
歴史を感じさせる建物で、地元の食材などを販売されています。
そして、この道の駅の目の前からただならぬ雰囲気の大杉に囲まれたエリアが、こっち向けとばかりにものすごい圧をかけてくるんですよ。
ど~ん。
伊和神社です。
交通安全の神様
ここはものすごいパワースポットに違いないだろうと、吸い込まれるように中へ。
由緒書きを見ると、
「伊和神社は因幡街道のほぼ中央にあたる交通の要衝にあるため、旅行者の守護神、交通安全の神として崇められている。」
とあります。
ならばと、本殿で気合いを入れてこのツーリング、そして全国民の交通安全を祈願してきました。
木々に囲まれて心地よい風が吹いているこの感じ、どこかで見たことがあるような・・・。
そういえば丹波市にある青玉神社も、道の駅の目の前にある大杉に囲まれた神社でしたね。
因幡街道を駆け抜ける
近畿第一号の道の駅「はが」
神の御加護をいただいたところで、続いては道の駅「みなみ波賀」。
そして、道の駅「はが」。
ここは、近畿で第1号の道の駅だそうです。
鳥取まであと66キロ。
国道29号線はとても走りやすく、暑いのですが山間部や川沿いの涼しいところは30℃を切るところもあって爽快です。
引原ダムと音水湖
おやおや、引原ダムですよ。
ツーリングといえばダム。
バイクを停めて、ダムをぼんやり眺めるのもまた一興。
社会から隔離された平日ソロライダー、まるで学校をさぼっているような背徳感。
当たり前ですが、ダムがあれば湖があります。
これが音水湖です。
静かな湖岸を走り抜けるのも気持ち良かったですね。
若桜街道(播磨街道)を駆け抜ける
若桜鉄道「若桜駅」
戸倉峠を越えて、道の駅「若桜」へ到着しました。
ついに鳥取県に入りました。
道の駅の裏には「SLの駅」と書かれた倉庫があります。
実は、ここに若桜鉄道の終着駅「若桜駅」があるのです。
SL蒸気機関車も走っているみたいですが、この日は見ることができませんでした。
浅井番所
構内にはこんな物も。
かつて番所があったみたいですね。
当時の雰囲気を再現してありました。
浅井番所といって、人の流れやモノの流れを監視していた場所らしいですよ。
にしても、やっぱり暑いんです。
スポーツドリンクをチャージして、熱中症を防ぎましょう。
フルーツの里「八東」
若桜からすぐのところにある、道の駅「はっとう」
鳥取砂丘まであと少し。
ここ鳥取県八東(はっとう)は、清らかな水と山に囲まれたフルーツの里。
二十世紀梨をはじめ、さまざまなフルーツが生産されています。
道路沿いにも、たくさんの果実がなっていました。
そして、この近くにスズキのハヤブサの聖地「隼駅」があるのですが、ハーレー乗りなのでスルーしてしまいました。
鳥取砂丘に到着!
そしてとうとう鳥取砂丘に到着しました!!
なんとなくより場末感のある端の方にバイクを停め、いざ砂丘へ。
いぬくま!